nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

韓国・コーヒーTRIP 2017 DAY3

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韓国・コーヒーTRIPも、あっという間に3日目に突入。

 

この日はなんと、ずっと悪かった天気が回復。朝から気持ちいい晴れ間が広がり、テンションも急上昇。

 

ただし、今日は所用のために夕方までに釜山へ戻らなくてはならないので、カンヌンに滞在できるのは午前中のみ……トホホ。

 

というわけで、“巻き”でカフェを巡ることに。

 

まずは朝の散歩をして、朝食を食べに行こう〜。

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↑太陽だ! 晴れた! 昨日までずっと天気が悪かったので嬉しい〜。

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↑あらためて、お世話になったホテル ヘレンハウス。こうしてみるとけっこうオシャレでしょ。1Fにはカフェと刺身屋があるけれど、カフェには結局行かなかったなー。

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↑朝のビーチ散歩。ひたすら気持ちいい。

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↑このビーチにはカモメが多くて、コンビニで「カモメの餌」として普通のお菓子が売られている。

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↑100メートルおきくらいに木製ブランコが設置されていて、これがまた気持ちいい。コーヒーを片手に、波の音を聞きながら揺られるのもまた一興。

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↑昨日は夜に写真を撮ったストリートのモニュメント。

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↑昨日、タクシーの運ちゃんが言っていた“コーヒーの自動販売機”が、コーヒーストリートにもまだ少しだけ残っていた。買う人いるのかな。驚いたことに、昔はこのコーヒー自販機が道沿いにズラーっと並んでいたらしい。

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■COFFEEBAY

軽食もやっていそう、という理由のみで選んだのがココ「COFFEEBAY」。「SANTORINI」の右隣にある。

 

「COFFEEBAY」は、本国のみならず、アメリカ、フィリピンにも展開する韓国ソウルに本社を置くフランチャイズチェーン。カフェやコーヒーショップを始めたい人向けの創業サポート、人材育成に力を入れている。

 

http://coffee-bay.co.kr

 

チェーン店だからか、あまり書くことがないな……。 

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↑オーソドックスなカウンターで注文はしやすい。メニューも豊富。

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↑朝は開放的なテラスもおすすめ。この日もテラスで食べようと思ったけれど、海風が冷たいので店内で食べることに。

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↑朝早いからか、店内には客が誰もいない。といっても9時すぎくらいだけどね。

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↑カフェラテとマフィン。まあ普通に美味しいけれど、特筆すべきことはなく……。

 

朝食を軽く食べたら、そのまま2軒目のカフェへ。

 

次はココだ!

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■BOSSA NOVA COFFEE ROASTERS

 

コーヒーストリートのなかでもとくに立派な店構えが印象的な「ボサノバ コーヒーロースターズ」。

 

スペシャルティコーヒー専門店として2015年にカンヌンで創業(ココが本店)、2017年にはソウルにも2号店をオープンさせた。

 

“3rd wave”のその次のムーヴメントを起こすべく、コーヒーの命である豆にこだることはもちろん、特別な空間を演出した店づくりを追求しているのだとか。ここカンヌンの本店は海、ソウルの店舗は都会の中の森をテーマにしている。

 

bncr.co.kr

 

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↑誰がなんだかさっぱりだけれど、芸能人のサインいっぱい。ドラマのロケもよく行われているみたい。

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↑注文カウンターは2Fにある(なぜか韓国では多い)。建物のゴージャス感に比べると、カウンターはわりと質素。置いてあるものも普通かな。

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↑3F。時間帯のせいか、ガラガラ。でもぼくらが目指すのはさらに上のフロア。上にはなんと……。

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↑こんな素敵な空間が! 座席は段差つきの座敷のようになっていて、靴を脱いでリラックスできる。まだ朝なので、こんな贅沢な空間が貸し切り状態。

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↑こんな具合にね。「過剰なスキンシップはお控えください」的な張り紙があったらしい(笑)。まーねー、わかるよねー。だけれど、このお店の素敵空間はココだけじゃないのだ。

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↑こんな部屋も! これはくつろげますわ。お客さんはやっぱり誰もいない。

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↑友達の家にでも遊びにきた雰囲気。のんびりしていると奥様からひとこと「ココに靴置く場所あるよー」と。やっちまった。土足であがってしまった。すみませんでした。

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↑下駄箱ありました。というか、文字が読めないからわからなかった……。

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↑超巨大なクマのぬいぐるみが子供の餌食に……。お疲れさまでした。

 

「ボサノバ」でまったりしすぎて時間に余裕がなくなってしまったものの、もう一軒だけ! ということで、ラストのカフェへ。

 

そのお店は……。

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■COFFEE CUPPER

 

「コーヒーカッパー」。

 

コーヒーのテイスティングをする人のことを「カッパー」と呼ぶから、名前からして“こだわってる感”が漂っている。

 

「コーヒーカッパー」は、2001年にカンヌンで創業。現在はカンヌンに6店舗を経営している。コーヒーショップだけでなく、コーヒーにまつわる器具や資料を展示したミュージアムに加え、国内で初めて販売用のコーヒー農園を運営することでも知られている。

 

美味しいコーヒーにこだわることはもちろん、ミュージアムや自社農園では多様な体験教室を開催することで、カルチャーとして「コーヒーを知ってもらう」ための活動にも力を入れている。

 

http://cupper.kr/

 

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↑コーヒーストリート沿いだけでも2店舗確認。入ったのはホテルにより近い、少しコンパクトなお店。つくりはオーソドックス。

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↑自社農園のものかどうかは未確認ながら、豆も売られていたので、ひとつお買い上げ。鮮度の良いものから売ってくれて、店員さんはとても親切。

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↑朝から3ラテ目。

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↑なんとなくアメリカンテイストな店内。

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↑いっぽうで、こんなかわいいイラストも。今思えば、本店へ行けばよかったかな。

 

「コーヒーカッパー」を出たところでタイムアップ! 後ろ髪を引かれるようにカンヌンをあとにした。

 

それにしても“江陵(カンヌン)コーヒーストリート”、コーヒー好きにはたまらないスポットでした。なにしろビーチ沿いというロケーションがいいね。夏には海水浴をしながらちょっとカフェで一休み、みたいなこともできちゃうんだろうなー。

 

まだ行けていないお店はたくさんあるけれど、朝から3店舗もハシゴしたのでとりあえずは大満足。今度また来る機会があって、かつ時間があれば、コーヒー博物館や「TERASOSA」の本店、「ボヘミアン」の本店にも行ってみたいところ。

 

カンヌンにはオリンピックにあわせて鉄道が伸びるらしいので、来年以降はよりアクセスも便利になることでしょう。

 

ぼくらはひとまず釜山へ戻って所用をこなし、福岡へと戻るのだけれど、釜山で「カンヌンまで行ってきた」と言ったときの現地の人の驚きようがすごい(笑)。「韓国人でも行かないよ」って。そりゃあね、遠いからね。

 

カフェ巡りをしてきたことも伝えると、近くに良いカフェがあるから、と連れて行ってくれた。

 

そのお店は丘の上の住宅街のなか、観光客はまず来ないと思われる、とてもマニアックな場所のお店だった。

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■BEANO HOUSE

 

「ビーノハウス」。

 

自家焙煎の豆を使ったコーヒーショップ。オフィシャルサイトがないので未確認ながらも、現在釜山に2店舗あり、たぶんココが本店。

 

この本店はもともと幼稚園だった建物をリノベーションしているとかで、部屋がいくつにもわかれていて構造がおもしろい。

 

若い店員さんひとりだったので、「ひとりでやられているんですか?」と聞くと、「店長がいるんですけど、今の時間はバドミントンを教えに行っていて不在なんです」と。

 

そうか、バドミントンか。なら仕方ない。

 

ほかにも客がエスプレッソマシンを操作してエスプレッソの抽出体験ができるとか、部屋のひとつに猫が3匹いて、しかもその猫が超人懐っこくて猫カフェ状態になっているとか、いろいろな意味でとても魅力的なお店だった。

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↑元幼稚園とは思えない外観のBEANO HOUSE。

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↑店内はムーディーなBGMが流れていて、落ち着いた雰囲気。

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↑カウンターには抽出器具がところ狭しと並ぶ。

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↑幼稚園の雰囲気が残った部屋。こういう空間、赤ちゃん連れには助かるかも。

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↑おもしろいのが、エスプレッソ抽出体験ができること。「今日のバリスタはオレだよオレ! That's Me!!」と書いてあるらしい。

 

エスプレッソ抽出体験って、豆の量とかメッシュはどうするんだろう? と思っていたら、店員さんのほうで豆の量をきっちり量り、グラインドしてくれた状態で客にバトンタッチする模様。そうだよね。そうするしかないよね。

 

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↑家でもできるけれど、一応、奥様も体験。タンピングしてポルタフィルターを装着して抽出するだけだから、わりと誰でもできる。しかもスケールで抽出量を計って、店員さんが抽出を止めてくれる。

 

抽出体験、サービスとしてはとても面白いので、始めた理由を聞いてみた。

 

「ソウルのほうではいくつか同じように体験できるお店があるんですけど、釜山ではまだないから、やってみようかなって。エスプレッソの抽出だけですが、お客さんにとっては良い体験になると思うんですよね」と店員さん。

 

そう、体験といっても、タンピングとレバーを操作するだけの体験。ぼくたちは家で普段やり慣れていることでも、一般のお客さんには新鮮だろう。スチーミングはやらせてもらえないのかと聞いてみたら「スチームは危険が伴うのでやっていないんです」という答えだった。残念。

 

ちなみに、体験で使うセミコマーシャルマシン、見たことがないブランドだったのでちょっと調べてみた。

 

El Rocioという韓国のブランドのManusというモデルであることが判明。

 

PIDがあるからダブルボイラーのロータリーポンプかなと思いきや、ロータリーポンプのHX機らしい。カウンターのなかには同ブランドのZarrre1があったのも確認。こっちは上位機種っぽいけれどダブルボイラーのバイブレーションポンプ機の模様。

 

www.elrocio.co.kr

 

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↑結局ぼくが飲んだのはエチオピアのドリップ。店員さん曰く、22gの豆を使って1杯淹れているそう。スッキリとした味わいで、とても美味しくいただきました。

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↑たくさんある部屋のひとつに、猫3匹。ここは普段はお客さんには開放していないようだけれど、「どうぞ〜」と中に入ることを快く許してくれた。この猫たちは番号で呼ばれていて、今いるのは「1番」「3番」「4番」。「2番」は前に事故で亡くなったらしい。どの子も人懐っこくてかわいい。

 

集まると強い、を再確認させてくれたカンヌン

 

そんなこんなで今回の旅はおしまい。

 

韓国を代表するお店にも行けたし、いろいろなコンセプトを持つ変わったお店も体験できた。

 

今回もあらためて感じることは、「集まると強いよね」ということ。

 

韓国では同じジャンルのお店が一カ所に集中するのは珍しくないことのようで、期せずして観光名所になることも多いようだ。例えば釜山でいうと田蒲(チョンポ)にカフェ通りがあるし、今回行ったカンヌンにもアンモクビーチのほかにもカフェが集まるスポットがあるらしい。

 

そんなふうに、ひとつひとつの影響力は小さくても、束になることで相乗効果を生む典型で、本当によくやっていると思う。かくいうぼくも、カフェが多く集まっているからこそ、わざわざ釜山から5時間かけて行こうと思ったわけで。

 

このあいだ行った「福岡コーヒーフェスティバル」で答えた来場者アンケートのなかに、「福岡をコーヒーの街にするにはどうすれば良いと思いますか」という主旨の質問があり、迷わず書いたのが「一カ所に集中させること」だった。今回のカンヌンの旅は、それを再確認させてくれた気がする。

 

カンヌン、また機会があったら行ってみたいな。

 

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↑オマケ。駅の通路にあったこの看板、アイドルらしいのだけど、ファンがお金を出しあって誕生日をお祝いしているのだとか。へえー。

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↑オマケ2。駅の構内になぜか花の自動販売機がある。どういうときに使うのか、中の花はいつまで元気なのか、そもそも生花なのか、など、謎は多い。