“焙煎の世界チャンピオンの店”で全国的に有名な「豆香洞コーヒー」の豆をはじめて買ったのは今から3年ほど前。
当時から「ここは美味しいな」と思っていたけれど、ぼんやりと好みとは少しだけ違っていたのでリピートはしなかった。でも、久しぶりに飲んでみたくなって、今度は通販じゃなく、実店舗で買ってきた(博多リバレインだけど)。
博多リバレイン店だけかもしれないけど、豆はすべての種類が定額で、種類によって量が違うようだ。ハウスブレンドである「豆香洞ブレンド」は170g。ちょっと中途半端な量だけれど、まぁ仕方がない。通販のときは透明なビニール袋だったけれど、ここでは立派な箱に入れられていた(上の写真)。
ちなみに焙煎日は書かれおらず、ほぼ半年先にあたる賞味期限だけ記載。これはちょっと残念。
箱に「中深」と書かれているように、豆はシティとフルシティの間くらい(?)で、わりと深煎り。イイ感じ。
さっそくラテをつくろうとするもメッシュがなかなか合わず、結果的に3ショット目くらいでようやく許容範囲のエスプレッソが落とせた。思ったより硬かった。
あと、エスプレッソの状態を見る限り、焙煎からけっこう時間経っているふう。一週間以上は間違いなく経っていそう。
ラテにしたときの味は、苦味、酸味、甘みと、月並みな言い方をすれば“バランスがとれた味”で美味しいんだけれど、ぼくはこの酸味がちょっと苦手。この酸味はコロンビア由来かなぁ。コロンビアって個人的にはドリップでは好きでもラテにするとそれほど好きじゃなかったりするから。
V60とウェーブの2種のペーパーに加え、ネルでもドリップしてみたけれど、普段のメッシュと量だと味が十分に出ないのか、スッキリとはしているものの、少しもの足りない味になってしまった。豆の量が足りないか、湯温が低かった?
「悪くないけれど、好みかと言われると、うーん……」という感想はぼくも奥様も同じで、どうにも歯切れが悪い印象になってしまった。淹れ方が悪いのかも。
……と、ここまで書いてて思ったのは、このままだとお店の評判を落としかねないので(笑)、今度きちんとお店で飲んでみよう、ということかな。まだお店で飲んだことないから。