nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

神戸北野異人街と神戸布引ハーブ園〜中京・近畿TRIP Day4

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いよいよ中京・近畿TRIPも最終日。

 

ホテルをチェックアウトしたぼくたちは、遅めの朝食を食べに目をつけていたカフェレストランへと向かう。

 

ところが、ガード下にある先日から気になっていたゲーセンに寄ってみようという話になり、ゲーセンへ。

 

この手のゲーセン、昔は東京にもたくさんあって、ぼくも中目黒の東横線ガード下の同じようなゲーセンによく行っていた。もちろん、今はもうない。

 

だいぶ年季が入った店内だけれど、お店側の気遣いが伝わってくる店内に軽く感動してしまう。たしかにつくりは古いけれど店内は清潔だし、筐体ひとつひとつに手を拭く用の紙のナプキンが用意してあったり、壁には大会のレポートが貼られていたり、ゲームというか、ゲームセンターという場所に対する愛をひしひしと感じる。高田馬場にある「ゲーセンミカド」みたいな感じ。いいなぁ。

 

ゲーセンって今どんどん店舗数が減っているけれど、続けられる限り続けてほしいなと思ったのでした。

 

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で、奥様が対戦格闘ゲームをやり始めたところ、難易度がイージーだったのかクリアしてしまうという珍事が発生。

 

しかも1コイン2プレイなので(こういうところも客想い)、仕方がなく6歳の子供にバトンタッチ。ところが、子供も当然初プレイながらも、これまた最後までクリアしてしまうという驚くべき展開となり、ちょっと立ち寄る程度だったゲーセンに30分以上も滞在してしまうという、良いのか悪いのかよくわからないことに。

 

ふたりが楽しめたのなら、まぁ、いいか。

 

朝からゲームを堪能したぼくたちは、ようやくお目当てのカフェへ。

 

そのお店とは、ゲーセンから歩くこと3分程度の至近距離にある「グリーンハウス シルバ」。路地沿いに突如、出現する雑木林のなかにある。

 

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木の間に伸びる森の小道を入ると、「虎吉」という看板犬の犬小屋が。

 

毛並みから推測するに、だいぶお年寄りなのか、ずーーーーっと小屋のなかで爆睡。ちょっかいを出しても華麗にスルー(笑)。まぁ、ここにいたらいじられるから本人も疲れちゃうよね……。

 

ゲーセンで時間を使ってしまった関係で、オープンから30分後くらいにお店に到着したときには、すでに行列が。さすがは人気店。

 

森に囲まれた空間なので、待つのは全然苦じゃないけどね。

 

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それでも10分程度で店内へ案内され、運が良いことに、2Fの窓のそばに通してもらった。

 

この席がまた良いんだ。

 

窓全開、テラスごしに見える景色はとても開放的で、うっそうと生い茂る木々と木漏れ日がなにしろ心地よい。昼間もいいけれど、夜は夜で雰囲気いいだろうなぁ。

 

ランチのセット(チキンx2、パスタx1)と、ぼくは単品でカフェラテをオーダー。ランチはメインの料理+パン+スープ+サラダという構成。

 

注文してから料理が出てくるまでけっこう長かった気がしたけれど、味は納得。美味しくいただいた。

 

で、カフェラテがデカい! 12ozくらいの立派なラテボウルに入って出てきた。

 

正直、こういう食事メインのお店のカフェラテは味が残念なことがほとんどだけれど、ここは違った。尖ったところがない丸い味で、とても飲みやすく美味しいラテでした。

 

ぼく的には嬉しい誤算。侮れないね〜。

 

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遅めの朝食&早めのランチを食べたぼくたちは、神戸の有名観光地のひとつ、北野異人館街を散策することに。

 

「グリーンハウス シルバ」から歩いて15分程度かな? わりとすぐ。

 

ただ、坂が多いというか、基本、坂。

 

てくてくと坂を上っていくと、徐々に雰囲気が良い西洋風の小洒落た建物が多くなっていく。そのなかにあるのが「スタバ神戸北野異人館店」。

 

ああ〜、これがあれね〜と、思いながらもさらに上っていくと観光客でごった返す異人館街中心部に到着。

 

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きちんと管理されているからか、見る家すべてが美しく、そこは異国情緒たっぷり。

 

成り立ちからして横浜の山手にも似た雰囲気だけれど、お店やミュージアム、レストランも多く、山手よりも断然観光地としての存在感が際立っている。もちろん、人も多いけどね。

 

あまり北野異人館街の予習をしてこなかったことに加え、新幹線の関係で時間に追われ気味だったので、このあたりはあくまで軽ーく散策。それだけでもけっこう楽しめた。

 

時間があったらもっとゆっくり散策したかったなぁ。

 

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異人館街をサクッと堪能したぼくたちは、神戸の老舗コーヒー店「にしむら珈琲店」の本店へ行ってみるも、行列ができていて玉砕。

 

もうひとつの目的地「神戸布引ハーブ園」を優先することに。この時点で、正直、ハーブ園に行けるか微妙な時間。一か八か向かう。

 

ハーブ園は新神戸駅からロープウェイで行ける観光地。新神戸駅からすぐに新幹線に乗れるから、最後に訪れる場所としては絶好なのだ。

 

しかし時期はゴールデンウィーク。

 

ロープウェイ乗り場にはそれなりの行列ができていて嫌な予感がするも、係員さんに聞くと30秒おきでロープウェイは出ていて、片道10分ほど、ということを聞き、行ってしまえ! と、列に並んだ。

 

とはいえ、たしかに行列の進みは早い。 見ると、ロープウェイというよりもスキー場の8人乗りゴンドラそのもので、輸送力はかなり高そう。あっという間に順番となり、乗り込めた。

 

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ゴンドラに乗ったら、あとは中間駅を経由して、山頂まで10分たらず。

 

途中、三宮のきれいな景色を楽しめた。

 

「布引ハーブ園」とは、簡単に言うと山頂から中間駅にかけて伸びる広大な公園の総称。ハイキングロードのような小道が整備されていて、四季折々の花々を楽しみながらのんびりと自然を楽しめるらしい。

 

とはいえ、ぼくたちにはそんな時間はないので、山頂駅にあるお店や施設をサクっと散策し、お土産を買って、せっかくだからと、ぼくはアイスコーヒー(ここにきてまで)、奥様はクラフトビールに舌鼓をうち、そそくさと下山。

 

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結果的には新幹線にも間に合ったし、一か八か行って良かったけれど、それでも駆け足での観光になってしまったのが心残り。もっとのんびりできる場所だったので、今度また機会があったら時間をかけて楽しみたいなぁ。

 

そういう意味では北野異人館街も同様だけどね。

 

はじめて訪れた神戸は、正直、最初はそこまで期待していなかったものの、いざ来てみると見どころ満載すぎて消化不良気味。

 

活気はあるし街並みはきれいだし、観光地へのアクセスもいいし、ホント最高。今まで縁がなかったのが悔やまれる。

 

次はいつかなぁ、「コーヒー博物館」のクイズで合格して“コーヒー博士”の称号をいただいたので、入館料が向こう一年無料になるらしいけれど、それを活かせるかどうかはわからない……。

 

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