コーヒーの焙煎を始めて5年。アウベルクラフトの焙煎機、ユニオンサンプルロースターときて、ついに3代目の焙煎機として「Kaldi Fortis」を注文してしまった。もちろんチャフコレクターも一緒に。
正直なところ、サンプルロースターにそこまで大きな不満はなかったのだけれど「ここがもうちょっとなー」という小さな不満があったのも事実。具体的には……
- チャフの完全排出が難しい
- 豆の色を確認しづらい（カバーのせいで、ほぼ無理）
- 手で回し続ける必要がある
- 正確なログがとれない
というね。
とくに上ふたつ。どうしてもチャフと豆を一緒に焼いてしまうことになるので、チャフがほぼ勝手にとれるアウベルの焙煎機に比べると焼き上がりの香りがだいぶ違うし（どうしても濁る）、カバーのおかげで、豆をシリンダーから取り出して焼き色を確認するという行為がほぼ不可能なため、ハゼのタイミングと温度を頼りに“勘”で煎り止めするしかなく、たまにねらった深さを外してしまうことがあった。
それでも味に関しては悪くないので、このまま使い続けようと思っていた……のだけれど、自作のカバーがさすがに痛んできて「つくりなおすのも面倒だなぁ」と思っていた矢先のコロナ給付金（笑）。
前から欲しいと言っていたものの、あらためて奥様に相談したら「買っちゃえ！」と快諾（このへん理解があって大変助かります）。
2、3日あらためて考えて、注文。
シリンダーはもちろん直火タイプ。センサーは306。
正直なところ、ぼくの使い方だとFortisの最大600gという容量はいらないと思っていて、もうひとつ小さいモデル「Kaldi Wide400」が気になっていたのだけれど、このモデルには直火のシリンダーが設定されておらず、これからも予定がないことがわかり（念のためにメーカーに問い合わせた）、じゃあFortisしかないなと。
使い始めたらまたいろいろ自分なりの課題が出てくると思うけど、コーヒー焙煎ライフとしては、とりあえず一歩前進。
届くのは7月中頃の予定。楽しみだな〜。
