nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

サイフォンのススメ

以前から興味はあったものの、なかなか踏み切れなかったものにサイフォンがある。理由は「なんだか面倒くさそうだから」という、じつにアレな理由なのだけど、ここ最近、とくに理由もなく”サイフォン熱”が高まってきたこともあって、ついに手を出してしまっ…

VSTとIMS フィルターバスケット

VSTフィルターバスケットが一時期、猛烈に流行った。精度の良さとお湯の抜けの良さが最大のウリで、精度が良いから均一に抽出可能で、お湯のヌケが良いからグラインドメッシュを細かくでき、結果的によりたくさんのコーヒー豆をバスケットに詰められるので味…

昔話9。アウベルクラフトの焙煎機を買う

「本格コーヒー焙煎生豆キット」で自家焙煎の味をしめてしまったぼくは、次なるステップを求めて焙煎機選びに熱心だった。電気式を含め、あれこれ検討するも、どれもこれも高い! 加えて、サイズがデカい! 電気式は火力やら故障が心配なので、最もシンプル…

昔話8。自家焙煎に手を出してしまう

2015年夏、豆難民になって以来、ふたたびあちこちで豆を買い漁るも、やはりそう簡単には好みの豆に出会えなかった。美味しい豆はいくつかあるけれど、ドストライクじゃないというか……。そんなとき、ネットでとあるものが発売されることを知る。「本格珈琲焙…

富士山ドリッパー/MT.FUJI DRIPPER

ときとして突然やってくる物欲に負け、ワイヤーのみでつくられたドリッパーを買ってみた。さかさにすると富士山のように見えるということで「富士山ドリッパー/MT.FUJI DRIPPER」というネーミングがいいじゃん。実物は5合目までしか行ったことがないけど。 …

ブラジル アロマショコラと、ショコラの謎

ブラジルのアロマショコラを3kgもお買い上げ。一度に同じ豆を3kgも注文するなんて初めて。だいたいいつも1kgずつだから。 ブラジルの豆は、個人的にカフェラテには欠かせない存在。だから、今まであれこれ試して、つい先日までしばらくはブラジル ハニーを使…

Quamar M80E

デロンギのKG100、ソリスマエストロプラス、ascaso i-2(コニカル)ときて、今使っているグラインダーが、このQuamar M80E。刃は63mmのフラット。詳細なスペックはこんな感じ。 Body: aluminiumCoffee bean container: plastic, 500 g - 1,2 kgcapacity Dosi…

Rocket Giotto Evoluzione

今使っているエスプレッソマシンが、このRocket Giotto Evoluzione。 はやいもので、もう5年目。ほぼ毎日稼働して今のところノントラブルなものの、このロットは外れ機体のようでポンプの音がうるさい。というか、初期ロットはそうらしい。初めは静かだった…

エスプレッソシフォンケーキ

シフォンケーキが好きでちょいちょいつくるのだけど、そろそろプレーンに飽きてきたのでエスプレッソを入れた、ほろにがなシフォンを焼いてみた。 たくらんでいたマーブル模様が微妙にうまくいかなかったけれど(だから写真なし)、それ以外はバッチリ。フワ…

昔話7。Scrop Coffee Roasters

ZOKAが撤退して新ブランド Scrop Coffee Roasters が立ち上がった2015年6月。真っ先に豆を購入してみた。ほんとうに、すぐ。初期の初期ロット。注文したのは、いわゆるハウスブレンドとなるスタンダードブレンド。 じつは、ZOKAがなくなるというとき、またも…

ドージングファンネル

世の中には便利なアイテムがあるもので、なかでもおすすめしたいのがこれ。ドージングファンネル(Dosing Funnel)。見てのとおり、フィルターバスケットにはめ込むことで、粉の飛散を防止するためのもの。 わかる人はわかると思うけれど、フラット刃のグラ…

コーヒー焙煎

2015年の夏からはじめたコーヒーの自家焙煎。今日も来週分の豆をせっせとロースト。 1週間の消費量は、だいたい500〜600g(家で)。生豆で600〜800g。1種類じゃなくて、カフェラテ用のブレンドのために4種類、ドリップ用に1種類。ブレンドはアフターミックス…

昔話6。ZOKAのコーヒー豆

豆難民になってしばらくした頃、ようやく、こ、これは!! という豆に出会った。2005年、赤坂の一等地にオープンした ZOKA coffee の豆、エスプレッソパラディーノ。5種類の豆を使った、ZOKAの看板ブレンドだ。 ZOKA自体はオープンしてすぐに利用したことがあ…

タカヒロ コーヒードリップポット

今年の誕生日プレゼントは、タカヒロのコーヒードリップポット。雫ではなく、ノーマルタイプ。 前から「いいなぁ」と思いつつも、いかんせんポットとしては高価。今使っている3000円くらいのポットも、くたびれてきている以外とくに不満もなかったので、自分…

韓国・釜山 コーヒーショップ巡り

はじめての釜山。用事の合間をぬって、コーヒーショップを巡りを頑張ってみた。 だいたいの人はカフェやコーヒーショップに求めるのは「居心地」だったり「かわいいスイーツ」だったりするのだろうけれど、ぼくの関心はコーヒーの「品質」と「味」。もっとい…

in 釜山

用事で韓国の釜山へ。 その用事の合間をぬって、あちこちとコーヒーショップを巡り中。 好みの店に巡り会えるか⁉︎ こうご期待。

昔話5。Vivaceの豆と豆難民

Vivaceのビータブレンド。大好きな豆。不満があるとすれば、マキネスティまで行くのが面倒くさいことと、ちょっとだけ価格が高いこと。 人間というのはじつに欲深いもので、Vivaceと同じくらいに美味しく、でももう少し安く、しかもネット通販できる豆を探し…

VERVE COFEE STREET LEVEL

先日、VERVE COFFEE ROASTERSで購入した豆を試してみた。 用途はもちろんカフェラテ。だから、選ぶとしたらブレンド一択。シングルオリジンも、それはそれで良いのだけれど、むしろそのお店がどうブレンドを表現しているのかに興味がある。 VERVEのブレンド…

昔話4。2代目のエスプレッソマシン、Isomac Venus

初めて買ったデロンギのエスプレッソマシン BAR14には、エスプレッソマシンの基礎をみっちりと教わった。どのくらいのグラインドメッシュで挽いて、どのくらいの量を詰めて、どのくらいでタンピングすれば、どうなるのか、というところ。 シンプルだからこそ…

Bridge(ブリッジ) / 東京・合羽橋

合羽橋Bridge。 街に不釣り合いなコンクリート打ちっ放しのお店が良い感じ。 地元の常連さんが多いようで、小洒落た佇まいとは裏腹に、居心地や接客は温かみがある。 カフェラテはあっさり。 ・Bridge

TO.MO.CA COFFEE(トモカコーヒー)/ 東京・代々木上原

エチオピアといえば、今なお野生のコーヒーノキが多く自生している、コーヒー発祥の地。そんなエチオピアに本店を構えるコーヒーショップが代々木上原にあるんです。 TO.MO.CA COFFEE(トモカコーヒー)。 普通にカフェラテだけ注文しようとしたけれど、空腹…

VERVE COFFEE ROASTERS / 東京・新宿

2007年にアメリカはサンタクーズで産声を上げたVERVE COFFEE ROASTERS。アメリカ以外の国で初めての店舗となる新宿店に行ってみた。 豆はやっぱり浅煎りなのかな、と思いつつ、カフェラテを注文。 浅煎りでした…けど、なんだろうこの風味。キャラメルっぽい…

昔話3。マキネスティの衝撃

2000年よりも前、まだ20世紀だったころの日本のおうちエスプレッソ事情は、それはもうほんとうに寂しいもので、情報がほとんどなかった。あるといえば、ひとつふたつのサイトといくつかの掲示板のようなものだけ。救いだったのは、それらのサイトもエスプレ…

美美のイルガチェフェを飲み比べ

先日行っていたく感動した「珈琲美美」。そこで買ったイルガチェフェを、V60によるハンドドリップ、フレンチプレス、カフェラテと3種類で飲み比べをしてみた。 どういう条件で抽出したかというと…… V60:豆16g、90度のお湯で抽出プレス:豆16g、沸騰したての…

パウンドケーキ

最近ハマッているパウンドケーキ。今日も焼いてみた。 欲を言えば、もうちょっと盛大に、パッカーンと上が割れてほしいところ。それにしても、300円ショップで買ったシリコンの型が使いやすいぞ。

愛用のタンパー

タンパーとは、フィルターバスケットに詰めたコーヒーの粉を押し固める道具。ぼくが最初に買ったのは、定番のRegBarber(左)。もう15、6年前かな。ハンドルはローズウッド。木の握り心地が好き。 Regbarberは歴史があるがゆえに、いろいろなベースが使える…

昔話2。デロンギのエスプレッソマシンと格闘する

デロンギのエスプレッソマシンを手に入れたぼく。書籍やらネットやら、当時あまりない情報を漁りながら、おうちでカフェラテを楽しんでいた……うそです。エスプレッソマシンと格闘していたと言ったほうがいいのかもしれない。 豆はどこから買っていたかという…

珈琲美美 / 福岡・六本松

念願だった「珈琲美美」にようやく行くことができた。 カフェラテで使うエチオピアの豆を吟味しているとき、たまたま見つけたモカ専門店。かの大坊珈琲店ばりに有名なお店らしく、同じくネルドリップで抽出するというのもまた興味深い。 注文したのはサンイ…

昔話1。「ふつうの人」から「コーヒー好き」へ

世の中にはたくさんのコーヒー好きがいる。ぼくもそのなかのひとり。 起きて、まずやることと言えば、エスプレッソマシンの電源スイッチを入れること。食事をとったら、すぐにカフェラテをつくる。家内のぶんと、ぼくのぶん。 そしてシャワーを浴びて、服を…