nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

焙煎とコーヒー豆の話

甘みたっぷりなナチュラルのエチオピア! エチオピア イルガチェフェ バンコ ゴチチ ナチュラル

懲りずにエチオピアの豆をお試し。その名も「エチオピア イルガチェフェ バンコ ナチュラル」。 そういえばエチオピアのゴチチって前にも焼いたことあるな……と思い返してみたら、やっぱり。あのときは、“まあまあ”な感想だったけれど、今回はどうか。 生豆か…

コーヒー豆値上がりとコスタリカのアナエロビック

コーヒー豆の値上がりが激しい昨今。うちの不動の一軍豆として君臨している「ブラジル アロマショコラ」も、2023年2月時点で1キロあたり2236円だけれど、1年前は1767円、さらに前はもっと安かった(はず)。 例えばこの豆、感覚的には1キロ1500円くらいのイ…

まさかの失敗!? 今年最後のバレルエイジドコーヒー

例によって今年もバレルエイジドコーヒーづくりを継続していて、ちょうど9月、樽にお酒を仕込んでひと月後くらいに生豆を投入、そして約2ヶ月ほどおいて先日焼いてみたら……どうも失敗した模様。 というのも、お酒のフレーバーも薄いし、そもそもコーヒーの味…

2ハゼ超えてもほんのりベリーフレーバー! メキシコ チアパス フィンカ ドンラファ デリシャス農園 ナチュラル

メキシコの豆って、じつはあんまり印象良くなくて、そもそもメキシコALくらいしか試したことがないんだけど、ちょっと良さげなのがあったのでお試し。 「メキシコ チアパス フィンカ ドンラファ デリシャス農園 ナチュラル」というシロモノ。なにしろ“デリシ…

久しぶりのヒット! ドミニカ バラホナ ワイニーナチュラル

どうも“ワイニー”という単語に弱いみたいで、そういう名前の豆を見ると、ついつい買ってしまうのだけど、先日、試しに購入した「ドミニカ バラホナ ワイニーナチュラル」がヒット。 ちなみに商品名は「バラホナ」だけど、地名としては「バラオナ」正しいっぽ…

雲南スペシャルティー専門店!? の Triple fermentation Naturalをお試し!

ここのところ中国のスペシャルティーコーヒーが熱気づいているので調べていたら、なんと雲南のスペシャルティ専門店を発見。今の時代、そんなのあるのね。もうビックリ。 その名も「MOUNTAIN MOVER」というお店。なんでも中国雲南の農園とダイレクトトレード…

深煎りNG!? コスタリカ カスキージョ農園 イエローカツアイ

たまにフラっと中米の豆を試してみようかな、と思うことがあって、試してみては「ああ、なるほど」という、可もなく不可もなくという感想に落ち着くことが多いのだけど、結論からいうと今回もそんな感じ(笑)。 ただね、これはぼくがふだん好んでいるロース…

香りが強烈! 雲南 天空農園 ナチュラル ダブルファーメンテーション

これまでなんとなく食指が動かなかった中国のコーヒーをお試し。その名も「雲南 天空農園 ナチュラル ダブルファーメンテーション」。名前が長いけど、要するに最近はやりの嫌気性発酵なコーヒー。 ポイントは・プーアル茶で有名な産地で・プーアル茶のノウ…

2022年最初のバレルエイジドコーヒーできました(通算3回目)

2022年最初のバレルエイジドコーヒーを焼いてみた。いわゆる第3弾ね。仕込みの模様はこちら。 おさらいとして、今回の豆のプロファイルはこんな感じ。 3回目 ・カルヴァトス熟成期間約2ヶ月 ・生豆投入後3ヶ月熟成 というもの 1回目・カルヴァトス樽熟成期間…

これは好きなブラジル! ベラビスタ農園 ブルボンアマレロ パルプドナチュラル

なんだかんだ言って安定感あるブラジルが好き。それこそ、焙煎をはじめたときからずっとブラジルは焼き続けていて、なかでも、ラテにするとココア感が出るショコラがお気に入りで、今ではすっかり一軍豆としてショコラが君臨している(ショコラにもいろいろ…

ブレンド難しい……

今さらというか、あらためてというか、ここ最近すごく感じているのが「ブレンドの難しさ」。 ブレンドの味づくりが難しいという意味ではなくて、同じ味を維持することが超難しい。 例えば、ぼくはカフェラテ用に3種の豆によるプレミックスのブレンドレシピが…

軽めのインドネシア! インドネシア ジャワ ティピカアスリ ナチュラル

インドネシアといえばスマトラ式。これはこれでどっしりとしたコクと独特の風味が出て良いものなんだけれど、個人的にはもうちょっとライトなのが好みだったりする。 そこで……インドネシアのナチュラルをお試し。その名も「インドネシア ジャワ ティピカアス…

某店のエチオピアを試してみた

相変わらずコチャレに匹敵するようなエチオピアの豆を探し回っている今日この頃。 そんななか、ネットで検索していると、とある店に遭遇。 なんでもエチオピアのコーヒー豆専門という、「どうして今まで巡り会えなかったのか!」と悔やまれるコンセプトのお…

はじめてのイエメン

イエメンの豆ってどれもこれも高くて……と、ずっと敬遠していたけれど、比較的安価なイエメンを発見したのでお試し。その名も「イエメン モカマタリ フルーツショコラタ」。 “まるでフルーツチョコのようなモカ”というキャッチコピーを見たら、これは買っちゃ…

第3弾バレルエイジドコーヒーの仕込み完了

ちょっと前の話。1月に入ってしばらくしたとき、ようやく今年最初のバレルエイジドコーヒーの仕込みを完了。ここでいう“仕込み”というのは、樽に生豆を入れた、ということね。 今回のプロファイルはこんな感じ。 ・カルヴァトスを投入・約2ヶ月、樽で熟成 で…

ストックしている生豆をすべて真空パック化

生豆劣化問題に真摯に取り組むべく、今ストックしている生豆をハンドソーティングして、ぜーんぶ250gの真空パック詰めに。我ながら頑張った。 同じことを前にもやっていたものの、豆が多くなってくるとなかなか大変で「まぁいいか」ということにしていたけど…

続・Galitebe(ガルテンビ)のコーヒー豆

先週、この記事にポストしたガルテンビのエチオピアを焼いてみたので、簡単に感想を。 まずは生豆から。 前にも書いたけれど、どちらもきれい。欠点豆がほぼなくて、ピックしようと思わないレベル。 香りはというと、ナチュラル特有のあの「ツン」としたにお…

Galitebe(ガルテンビ)のコーヒー豆

昨年末のこと。ふと久しぶりにコチャレのナチュラルが無性に飲みたくなり、業者が休暇に入る前に滑り込みで注文。 到着した生豆は香りがちょっと弱い気がしたけれど、コチャレのナチュラルって、以前から買うたびに品質が変わっているくらい不安定だったので…

最近のFortisでの焙煎と生豆について思うこと

2021年がもうすぐ終わりという信じられない今日このごろ。早い。早すぎる。 バレルエイジドコーヒーをやりたくて去年のクリスマスに「ミニ樽」をプレゼントしてもらったけれど、それがもう1年前なんてね。 相変わらず、バレルエイジドコーヒーについては試行…

飲みやすくて飽きのこない味。 森のほとり / 森とコーヒー。

「森とコーヒー。」で買った豆「森のほとり」をお試し。 このお店のハウスブレンドにあたる豆ね。パッケージを見ても、どのあたりの豆を使っているなど詳しいことは書かれていないけれど、これはまぁ想定内。 ちなみに焙煎日はというと購入日の2日前。間違い…

クリアで飲みやすいコーヒー! ベトナム The Dalat フライ農園 レッドチェリー

久しぶりにベトナムの豆をお試し。その名も「ベトナム The Dalat フレイ農園 レッドチェリー」。しかし“フレイ”のつづりがわからないので写真内のテキストは適当。 この豆、なんでもベトナムのフレイさん一家が栽培しているレッドブルボンにこだわった豆らし…

第3弾バレルエイジドに向けて準備開始

前回報告したバレルエイジドコーヒー第2弾の失敗を受け、さっそく第3弾に向けて仕込みを開始。バレルエイジドコーヒーは完成までに時間がかかるから早めに動くのです。 当然、生豆を樽に入れるまでにはいたっていないけれど、その前段階までは完了させた。な…

まさかの失敗!? バレルエイジドコーヒー第2弾の感想

今回は先週焼いたバレルエイジドコーヒー第2弾の感想を。 ひとことで言うと失敗でした(トホホ)。 お酒(今回はコニャック)のフレーバーが弱すぎて、前回のような感動がない。 ただ、全くないわけではなく、探すとアフターテイストでほんのり感じる程度。…

2ヶ月熟成! バレルエイジドコーヒー第2弾を焼いてみた

8月下旬にバレルエイジドコーヒーの第2弾を仕込んでから約2ヶ月。前回は3ヶ月熟成だったけれど、今回は2ヶ月での味をチェックすべく焼いてみた。 ちなみに第2弾の内容は・樽にはコニャックを投入。約2週間ほど樽に吸わせる・コニャック取り出し後、ブラジル…

最近流行の精製方法をお試し! エチオピア イルガチェフェ G1 ベロヤ アナエロビック ナチュラル

最近、各地で流行の兆しを見せる嫌気性発酵なコーヒー豆。 通常のナチュラルは空気を触れながら発酵が進むのに対して、無酸素状態で発酵させることで風味を安定させることを目的とした手法が、この嫌気性発酵らしい。 というわけでエチオピアの嫌気性発酵、…

スッキリ&ほんのりベリー風味。コロンビア Kaizen ナチュラル

「おっ! コロンビアのナチュラルだ。珍しいな。買ってみよ」という極めて軽いノリで少量を買ってみた。 名前に“Kaizen”とあるのは、日本好きな現地輸出業者の代表がつけたネーミングのようで、実際に生豆の質を上げていこうというスローガンに基づいたもの…

クリアなロブスタ! ベトナム ファインロブスタ 未来農園 ワイニーナチュラル

コーヒーには大きく「クリアな味で美味しいけれど高価なアラビカ」と「個性的な風味と強い苦味で安価なロブスタ」といわれる2種類があって、なかでも後者のロブスタは、やれ缶コーヒー用だとか水増しブレンド用だとか、散々な評価だった。 実際、かなりクセ…

Kaldi Fortisを1年使ってみての感想と今の焼き方

早いものでKaldi Fortisを使い始めて1年になっていた。早いなぁ。いやぁ、早い。 『Artisan』のログを数えてみたところ、この1年で焙煎したバッチ数は、だいたい140強。毎週1回、だいたい2〜3バッチを基本としているので、まぁ、こんなもんかな。 プロファイ…

アポロチョコ風味ふたたび。タイ ドイパンコン ナチュラル

なんとなーく「海の向こうコーヒー」のwebを眺めていると、「ドイパンコン」というタイのナチュラルな豆の情報が! おお!? ナチュラル特有のフレーバーが好きなので、当然、食いつくわけで(笑)。気づいたらカートに追加していた(ついでにブラックハニー…

樽のメンテナンスとバレルエイジドコーヒー第2弾の仕込み

トータルで約7ヶ月間かけてようやく完成し、結果的に大成功だったバレルエイジドコーヒー。さて、つくってみて感じた“樽の取り扱い”について今回は書いてみる。 バレルエイジドコーヒーができたとき、樽はカラカラに乾燥していて、タガは外れそうなくらいグ…