本屋に立ち寄ってはコーヒー関係の雑誌や書籍をよくチラ見しているのだけど(もちろん買うこともある)、ぼくが知る限り、定期刊行されている日本のコーヒー専門誌は「珈琲時間」くらいしかなかった。
ところが、これも時代の流れか、あるいは、それだけコーヒーがカルチャーとして根付きはじめた証なのか、ヨーロッパ発の「Standart」というコーヒー専門誌の日本語版が今年3月に創刊されているということを知り、さっそく定期購読を申し込んでみた。定期購読すると、サンプルのコーヒー豆がついてくる、というのもポイント。
で、届きました。
ところが、これも時代の流れか、あるいは、それだけコーヒーがカルチャーとして根付きはじめた証なのか、ヨーロッパ発の「Standart」というコーヒー専門誌の日本語版が今年3月に創刊されているということを知り、さっそく定期購読を申し込んでみた。定期購読すると、サンプルのコーヒー豆がついてくる、というのもポイント。
で、届きました。
第一印象は、おお〜デザインがいい〜。そして意外とページ数ある〜。まずはパラパラとめくりながら、斜め読み。
いいね〜。テキスト量も多いし、特集も切り口が違うものが潤沢にあって、これは読み応えがある。「Mahlkönig社のグラインダー工場」の記事なんて、日本のメディアじゃまずできないから新鮮。国内メディアだと、どうしてもお店紹介に終始してしまうから。
人、モノ、カルチャー、社会、とスポットの当て方とバランスが絶妙で、よくつくったな〜と関心しちゃう。日本語版に向けたバックナンバーの再編集かもしれないけれど、それでもまとめかたが良いと思う。
まだ全部読みきれていないけれど、コーヒーファンにはぜひオススメしたいところ。そして、あえて今、紙媒体を出す意味がわかるというか。本文の書体が明朝じゃなくてゴシックだとなお良かったな〜、という個人的な趣味もあるけれど(笑)。
で、海外発の雑誌ゆえか、記事の内容や情報がとても新鮮に感じる一方で、コーヒーに関しては日本も独自の文化を持っているわけだから、今後は日本の企業だとかカルチャーもどんどん採りあげてほしいところ。抽出に関する器具や技術、人物紹介だったり、ハリオやら富士ローヤルの直火式焙煎機やら、最近だとメイドインツバメやらを掘り下げてみたりね。そういう意味でも日本はネタの宝庫だから。個人的には韓国や台湾、あと北米もかな、ホームロースター事情というか、小型焙煎機の特集も読みたいかな。
と、かつてメディア関係に従事していた者のレビューでした。やっぱり紙はいいなぁ。
サンプルのコーヒー豆の話はまた今度。
いいね〜。テキスト量も多いし、特集も切り口が違うものが潤沢にあって、これは読み応えがある。「Mahlkönig社のグラインダー工場」の記事なんて、日本のメディアじゃまずできないから新鮮。国内メディアだと、どうしてもお店紹介に終始してしまうから。
人、モノ、カルチャー、社会、とスポットの当て方とバランスが絶妙で、よくつくったな〜と関心しちゃう。日本語版に向けたバックナンバーの再編集かもしれないけれど、それでもまとめかたが良いと思う。
まだ全部読みきれていないけれど、コーヒーファンにはぜひオススメしたいところ。そして、あえて今、紙媒体を出す意味がわかるというか。本文の書体が明朝じゃなくてゴシックだとなお良かったな〜、という個人的な趣味もあるけれど(笑)。
で、海外発の雑誌ゆえか、記事の内容や情報がとても新鮮に感じる一方で、コーヒーに関しては日本も独自の文化を持っているわけだから、今後は日本の企業だとかカルチャーもどんどん採りあげてほしいところ。抽出に関する器具や技術、人物紹介だったり、ハリオやら富士ローヤルの直火式焙煎機やら、最近だとメイドインツバメやらを掘り下げてみたりね。そういう意味でも日本はネタの宝庫だから。個人的には韓国や台湾、あと北米もかな、ホームロースター事情というか、小型焙煎機の特集も読みたいかな。
と、かつてメディア関係に従事していた者のレビューでした。やっぱり紙はいいなぁ。
サンプルのコーヒー豆の話はまた今度。