nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

コーヒーカッピング

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コーヒー豆を焙煎して、いつもとハゼのタイミングが違う、温度の上昇速度が違う、などなど、なんらかの違いがあったとき、確認の意味でカッピングをすることがある。コーヒーカッピングとは、いわゆるコーヒーの味見。

 

うちはレギュラーコーヒーではなくカフェラテがメインだからか、じつはたんにコーヒー抽出液のテイスティングにはそれほど関心がなかった。エスプレッソで抽出してミルクと合わせないと、味の確認なんてできないと思っていたから。

 

その気持ちの大枠は今でも変わらないのだけど、傾向として、コーヒー抽出液で感じた味がラテになったときにどういう味わいになるか、という点においては、やはり経験値を積んでおくときっと役に立ちそう……という観点から、最近カッピングをやるようになった。真似事の域だけど。

 

10gほどのコーヒー豆をハンドミルで挽いて、紙コップに入れて香りを嗅ぎ、お湯を注いで4分。粉を崩しては香りを嗅ぎ、かき混ぜては嗅ぎ、すすっては味を見る……というのを何回か繰り返していく。

 

スキルがないので、フレーバーやアシディティがどうだのと書き留めることはやらない。単に焙煎を大外ししているかどうかの確認だけ。

 

ここで感じる味は、当然ながらドリップで淹れたコーヒーと酷似している。であれば普通にドリップすればいいんじゃない? とも思うけれど、カッピングは豆を一定時間お湯にひたしておく浸漬法だから、味のブレを小さくできるというメリットがある。そういう意味でいうと、プレスで淹れてもいいのかも。

 

本当に真似事なので、カッピングは一度セミナーにでも参加して、しっかりと学んでみたいなぁ。焙煎もそうだけど。

 

……と、書いておいて言うのもあれだけれど、紙コップは紙の臭いがするので、じつはカッピングにはあんまり向いていないと思う。ガラスか陶器がおすすめ。専用のカッピングボウル、ちょっと欲しいな。