じつは「バリ神山ハニー」と間違えて注文してしまった豆……。しかも2kgも。
ハニーとの違いが勉強できるからいいか、と前向きにとらえてフルシティまで焼いてみたところ、ハニーとは味が全然違っていた。
ハニーよりも少しだけ苦味が強めだけれど、とてもクリアで、ドリップでの味はこちらのほうが好み。というより、この味、かなり好き。これに比べると、ハニーは良く言えば味に厚みがある、悪く言えば濁りがある、そんな印象。
一方、カフェラテにすると……そんなに良くなかった。なんというか奥行きが物足りない。スッキリとした苦味はあるけれど、それ以外の要素が足りない感じ。年末に宮島で買ったニカラグアに共通するところでもあるけれど、ぼくが考える「ドリップでクリアな豆はラテには向いていない説」が、また一歩信憑性を増したような……。
というわけで、同じような生い立ちの豆でもハニーとそうでないものとでは、ここまで違うのか、と、改めて勉強になったお買い物でした。