ある日、Amazonで「Fly Skyline」というブランドのミルクピッチャーをみつけた。
普段ならスルーするところだけど、目にとまった理由は、400mlという絶妙と思われるサイズ(12oz、360mlだと小さく感じることが多い)、エッチング用と思われるピックが付属していること、そして極めつけが1380円というプライス。
というわけで買ってみたので使用感などを簡単に。
まず、大きさが絶妙。これは予想どおり。
高さは12ozのRW(ラトルウェア)とほぼ同じ。どこで容量を稼いでいるかというと、ピッチャーの径。ぼくが前に愛用していたFBCのハンドルフリーピッチャーのように、径が大きめに設計されている。
ピッチャーの径が大きいと、スチーミングをしたときにミルクがピッチャーのなかで暴れにくくなるから好き。ミルクの回転もゆっくりになるので扱いやすく、スチーミングの失敗も少なくなる。RWもそろそろ設計を見直せばいいのになぁ。上がすぼまっているピッチャーって、ミルクが硬くなりやすいし良いことないもの。
ピッチャー内側のメモリも見やすく、これまた使いやすい。地味だけれど、これがあるのとないのでは使用感が全然違う。
で、付属していたピック、ぼくはバスケット内のコーヒーかき混ぜに使えないかなーと思っていたけれど、細すぎてダメだった。やっぱりエッチング用途なんだろうね。
総合すると、RWを買うくらいなら断然こっち(個人的には)。
ラテ1杯で200ml程度のミルクを使って、それをスチーミングすると、最終的には300ml弱くらいまで体積が増えるから、このくらいの容量があれば余裕をもってスチーミングできる。
あと、魅力なのはなんといってもその安さ。1000円ちょっとだもの。中国製なのは間違いないけれど品質には全く問題ないから、ピッチャー選びで迷っている人には良い選択肢かもしれない。