かつてよく行った晴海のトリトンスクエアに、いつのまにかできていた「Brooklyn Roasting Company(ブルックリン ロースティング カンパニー)」。
もともとは2010年創業のN.Yのコーヒーショップで、この原稿を書いている時点ではN.Yのほかに大阪を中心に日本に3店舗あり、そのうちのひとつが、この晴海のお店。
そこそこ朝早く行ったためか、お店と併設されている「PLAZA」は開店前だし、ほかのお店から取り寄せているというベーグルもまだ未着だしで、朝食がてら行ったぼくとしては若干の肩すかしだったものの、お客さんもまばらで、とてもくつろげた。
注文したのは、もちろんカフェラテで、ラテで使っているのは「BQE」というオリジナルのブレンドの模様。
BQEは、ブラジルとニカラグアのブレンド。飲み慣れているブラジルが入ってるからか、舌が落ち着く感じで美味しい。ローストはそこまで深くない印象だけれど、コクと甘みが豊かで、ナッツっぽさがあってとてもイイ感じ。バランスがいい。
せっかくだから、と、帰り際に豆を物色。陳列棚がカラフルでかわいい。
店員さんの話では、缶に入っているモノがN.Yでローストしたもので、紙袋のほうは大阪でローストしたものだそう。
「なので、鮮度はこっち(袋)ですね」と店員さん。そりゃそうだよね。見ると、結構な開きがあった(ちなみにこの時点で国内焙煎のほうで、焙煎から10日くらい経過)。
で、ズラりと並んでいる豆は、右が浅煎り、左へ行くほど深煎りになっていくのだそう。ラテで使っていたBQEは、お店のなかでも2番目に深煎りの豆ってことか。
というわけで国内焙煎のBQEをお買い上げ。
それにしても担当してくれた店員さんが、とにかく気さくで「福岡から来た」と聞くと、「こういうのは気持ちですから!」と、スタンプカードに押すスタンプを大サービス! ありがたや。