nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

アップルパイとコーヒーをいただきに志賀島へサイクリング

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最近、全然運動できていない……という慢性的な悩みを解消すべく、重い腰をあげて久しぶりに志賀島へソロサイクリングに出かけてみた。

 

前に「シカシマサイクル」の紹介をしたけれど、今回はそれとは別の、とあるカフェに行くことが目的のひとつ。

 

あらためて説明しておくと、志賀島とは福岡市の東区にある島のこと。陸続きで島へ渡ることができる、全国的にも珍しいスポット。うちからだと、島をぐるっと回って帰ってくると全行程40km弱と、サイクリングにちょうどいい。

 

で、最近はIターン、もしくはUターンで移住し、古民家を改造してお店を開く人が多く、福岡のなかでもおもしろい場所になりつつある。

 

※くわしくは↓このへんを参照のこと。

cycletourism-fukuoka.com

yokanavi.com

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当日は曇りときどき晴れ。で、ちょっぴり肌寒い。

 

久しぶりの自転車なので、リハビリがてらゆっくりとペダルを回し、自宅から40分程度で志賀島入り。

 

まずは最近リニューアルオープンしたという「金印公園」に立ち寄ることに。

 

志賀島は、その昔、大切な公文書や荷物の封印に使った金でできた印鑑「金印」が出土したことで有名らしく、それを記念してこのような公園ができて観光スポットになっている。しかも、出土したのが江戸時代らしいので、金印が使われていたのはさらに昔の話。つまり、とんでもなく歴史的価値があるみたい。 

 

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↑金印公園の頂上。あいにくの曇りだけれど、眺めはかなりいい。ここには記念碑とレプリカの金印がある。

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↑実物大の金印。こうしてみるとかなり小さい。にしても、よく見つけたなと関心してしまう。

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↑らしいです。

ぼくは志賀島をサイクリングするときは、いつも右まわり(つまり時計回り)。右まわりだと海がすぐそばなので潮風がとても心地良いのだ。この日はちょっと風が強めで海が荒れていたけどね。

 

ただ、このルートだと「志賀島休暇村」の手前で激坂がやってくる。ぼくは上り坂大嫌いなので、毎回、素直に自転車を降りて手押し(泣)。

 

でも、その坂を越えたら、今度は気持ちいい下り。「休暇村」まで一気に下っていく。

 

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↑かなり嫌な感じの上りを超えると、シャーっと下っていく気持ちいい下り坂。ここ、好きだな〜。

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↑夏に海水浴に来る「志賀島休暇村」。この日は波が荒め。風強め。ちょうど志賀島入口の反対側に位置する。


■NAGOMI CAFE(なごみカフェ)

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ある意味、この日の目的地「なごみカフェ」へ。

 

ココは「シカシマサイクル」の前の道を山の方へ進んだ先にある古民家カフェ。バイクスタンドを完備しているところがポイント。

 

ランチタイム前ということもあってか、お客はぼくひとり。

 

玄関を開けて靴を脱ぎ、出入り口に近い席に座るも店員さんらしき人が見当たらない。

 

仕方がないので、廊下を進んだ先で「すみませーん」と言うと、 ご主人が「はいはーい」と返事をしながら出てきてくれた。すかさず「そっちは寒いから、この座敷にどうぞ。こっちは暖房入ってるから」と座敷をすすめてくれた。

 

自転車を漕いできたので、そこまで寒さは感じていなかったけれど、お言葉に甘えて座敷、というか大広間的な隅のソファ席に陣取らせてもらった。

 

とりあえず、お一人様には広く、そしてお店というよりは家みたいな空間に戸惑いつつも、アップルパイとコーヒーを注文。

 

しばらくすると玄関先から子供の女の子声が。

 

「こーんにちはー。今日も来たよー!」

 

今日もってことは常連さんかな。近所なのかなーと思っていたらお母さんと一緒に座敷に入ってきた。

 

あれこれとお店のご主人と楽しそうに会話しているのを見ると、なんだか心がなごむ。なんなんだろう、この親戚の家にお邪魔しているかのような感覚(笑)。

 

そうこうしていると、アップルパイとコーヒーが到着。

 

アップルパイが大きい! しかもアイスもついている! と心のなかで喜ぶぼく。

 

コーヒーを飲んでみた。豆はブラジル、もしくはブラジルメインのブレンドかな? とりあえずバランス型で苦味と酸味がほどほどで、濃すぎない、スッと飲めるコーヒー。万人向けな味だけれど、こういうコーヒー好き。

 

アップルパイもサックサクで美味。アップルパイ好きなんだよなー。アイスも濃厚でこれまた美味しい。たぶん、どちらも自家製なのかな。とてもやさしい味でした。

 

お店がちょっとだけわかりにくいけれど、鳥居の角を曲がってバイクラックを目印にして進めば、見つけやすいはず。

 

ちなみに、あとから入ってきたお母さんと女の子たちは、ローストビーフ丼を注文していた(なんでも、これが名物のひとつらしい)。今度きたらぼくもランチを食べてみよう。

 

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↑古民家カフェなので、店内は完全に家のそれ。こういう雰囲気好きだなー。

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↑味も美味しいけれど、驚くべきはその値段。アップルパイとコーヒーで、なんと500円! 素晴らしい。

tabelog.com

 

 たっぷり休憩したぼくは、次の目的地へと自転車を漕ぐ。

 

というのも、ついこのあいだ、わりと家の近くにできたパン屋「フルフル風の森」へ寄ってから帰ろうかなと。

 

「フルフル風の森」とは、福岡で展開している東区に本店を持つパン屋「フルフルヴィレッジ」の支店のひとつ。ココのめんたいフランスは、とりあえず有名(買ったことないけど)。

 

 ■フルフル風の森

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というわけでやってきた「フルフル風の森」。オープンしたてということで、めっちゃキレイ(当たり前)。

 

地方のパン屋らしく巨大な駐車場もあり、お客さんの大半はクルマで来ているような印象。

 

で、行ってみて嬉しかったのが、バイクスタンドがあること。しかも2ヵ所も! これはサイクリングついでに立ち寄る人が増えそうだな〜。

 

店内はとても広くて、購入したパンを店内で食べることができるのはもちろんのこと、コーヒーや紅茶もゆっくりいただけるということで、ちょっとしたカフェ代わりにもなりそう。

 

この日はイートインしなかったけれど、お客さんが落ち着いたら、店内でゆっくりしてみようかな。

 

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↑とても広い店内。写真の手前側がカフェスペース、奥がパンの販売スペースになっている。2階席もあり。

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↑このお店はロケーションがとにかく良い。あいたか橋を渡ってすぐだもの。2Fからは海を眺めながらパンを食べられる。

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↑本店もそうだけれど、とりあえず駐車場が巨大。ただ、クルマでパンを買いに行くというシチュエーションが今ひとつピンとこないぼくがいる。

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↑ちょっとした庭も。写真はただの庭だけれど、この右奥にテラス席もある。子連れにはいいよね、こういうの。

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↑お店の両サイドにバイクラックが!

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↑家に帰ってコーヒーと一緒に。豆はコンゴだけれど、焙煎後3週間程度経っていたので、さすがに味が落ちていた……。

www.full-full.jp