nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

新しいエスプレッソマシンが欲しいかもしれない、の巻

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Giotto Evoluzioneを使い始めて、今年で10年。じつは密かにエスプレッソマシンの買い換えを思案中。

 

正直、このマシンに大きな不満はない……けれど小さな不満はずっと前からある。

 

1:初期ロットゆえにうるさい(これはモーターとボイラー固定用のステーが接触しているため)
2:最新モデルに比べると、つくりが少々雑
3:サーモスタットゆえに温度変化がそれなりにある

というね。

 

1と2は別にどうってことない。1は最初は不良品レベルで気になって、全バラしして直そうかなとも思ったけれど、そこまでのモチベーションがなく放置。で、ほんとうに今さらながら最近気にしはじめてしまったのが3。

 

やっぱりね、それなりにウォームアップしたあとに、お湯を出してフラッシングしてから抽出に移るのだけれど、2杯連続で淹れると、1杯目と2杯目で少し違うことが多いのですよ。エスプレッソの様子がね。

 

多くの場合は2杯目のほうが良い感じで落ちる。

 

気にしなければ大きな問題ではないのだけれど、どうせなら安定したほうが良いよね……と。

 

“これはやっぱりサーモスタットのせいなんだろうな”なんて思っちゃったら最後で、俄然PIDが気になりはじめるという。

 

ぼくは日本の家庭用コンセントで使う以上は消費電力の関係でダブルボイラー機は選択肢になく、古典的な熱交換器(HX)マシンが良いなと思ってしまうわけで、そうなると今使っているGiottoのPID付がいいのかなーと、ぼんやりと考えているところ。

 

具体的に挙げると「GIOTTO TIMER EVOLUZIONE R」「CRONOMETRO R(Giotto)」あたり。ちなみにこのふたつは多分同じものだと思う。

 

特徴としては
・E61グループのHX機
・PIDによる温度制御
・ロータリーポンプ
・ショットタイマー搭載
といったところかな。

 

個人的な趣味でいうと、Giotto特有のデザインも好きなんだけどね。

 

PID制御といっても、HX機の場合はスチームボイラーの温度を制御するだけであって、抽出温度を直接コントロールしていないので、昔はHXのPIDなんてあんまり意味ないんじゃ……? と思っていたけれど、HXのPID機はピンポイントである温度を狙うというよりも、一定の温度をサーモスタットよりも維持しやすい(振れ幅が小さい)のが魅力なのかなと。

 

というわけで、本当に買い換えるかどうかはまだ未定だけれど、考え中……というお話でした。

 

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