体のリズムがようやくLAに慣れてきたnine.ten coffeeご一行。
アメリカ3日目は、いよいよ本丸「ディズニーランド・パーク」へ。
- 雰囲気が最高な、古き良きディズニーランド
- 圧倒的な臨場感! 「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」
- コンパクトでかわいらしい「眠れる森の美女の城」
- ディズニーランド、キャストの“セイジ”さん
- ディズニーランドらしい、古き良きアトラクションたち
- ディズニーランド・パークまとめ
- いざ、サンタモニカへ!
1955年に誕生した世界で最初のディズニーランドであり、ウォルト・ディズニーが開園に立ち会った唯一のパークという時点で価値がある。じつはぼくはココにはずいぶん前に一度来たことがあるのだけど(まだDCAがないとき)、なにに乗ったかとか、どんなパークだったか、など記憶があやふやなので、なにげに楽しみ。
ホテルのチェックアウトを済ませて荷物をフロントに預け、もはや慣れた道をテクテクと歩いて“ランド”へ向かうと……DCAよりも混雑していた(泣)。
日曜10時すぎのパークのゲートがこんな感じ。
ぼくらはガチ勢ではないので、ゆっくりきたけど、そうか、10時すぎでもこんな感じなのね。
雰囲気が最高な、古き良きディズニーランド
そして、満を持して入園。
この開放感こそが、まさにカリフォルニアディズニー!
東京のランドもアーケードっぽくなっていて、あれはあれで良いけれど、どーんと青空が広がっているこの感じが最高。
この「メインストリートUSA」の雰囲気をゆっくりと楽しみながら、まずは腹ごしらえに。
ちなみにぼくたちはパーク内の一切のレストランを予約していない。プランを考えているときから、せっかくだからキャラクターグリーディングがあるレストランにでも行こうかな……なんて思っていたのだけれど、奥様が「キャラクターは別にいい。雰囲気が味わえればいいから、パークでチュロスとかを適当に食べたい」というので、行き当たりばったりプランなのです。
というわけで食事できるところを探すも、なかなかしっくりくるお店がみつからず、結局「Stage Door Café」(たぶん)というお店でアメリカンドッグ的なジャンクフードを食べることに(泣)。
これは想像を超えるジャンキーさ。
雰囲気は良いんだけどねー。
写真を見てわかるように、ちょっとした食事のつもりなのにポテトチップスがついてきてビックリ。ていうか、こういうシチュエーションでポテチて(笑)。これがアメリカンスタイルなのか!?
小腹を満たした一行は、近くて待ち時間が30分くらいだったので「カリブの海賊」へ。
30分くらいとはいえ……この日は暑くて待つのが大変。乗り込むときは、「やっと乗れる」というよりは「あー涼しくて最高。しかも座れる」という感じだったから。
アトラクションの内容は……まぁ、昔ながらのライドモノという感じ? これ東京にもあったっけ……あるみたいね。でも東京で乗った記憶がないんだよなぁ(笑)。それくらい乗ってないってことか。
圧倒的な臨場感! 「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」
つかの間の涼を得たご一行。
「次どうしようか?」
「うーん、なにか乗りたいのある?」
「スターウォーズがすごいらしいよ。肝心のスターウォーズをあまり知らないけど」
「同じく……だけど、せっかくだから行ってみよ」
と、夫婦そろって『スターウォーズ』に疎いものの、このパークのウリのひとつなので、軽いノリでスターウォーズのエリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」へ。
これがミレニアムファルコン? と、よくわかっていないのが残念だけれど、つくりこみがこれまたすごい。「カーズランド」と同じく、おそらくは“知ってる人”が見たら感動するんだろうなぁ、と思いながらアトラクション「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」に並ぶ。
このときの待ち時間はたしか50分ほど。人気アトラクションにしては短め? しかも待機場所が屋内なので空調が効いていて涼しい〜。
この巨大なエンジン、操作パネルで動かすことができたりと、待機中の客が飽きない仕掛けも。
ちなみにこのアトラクションは、ミレニアム・ファルコンという宇宙船に乗り込んでミッションに挑戦する、というもので、最大6人でパイロット、ガンナー、エンジニアの3つの役割を分担をし協力して挑む、という点が大きな特徴。
奥様はガンナー、子供とぼくはエンジニア、一緒に乗り込んだ地元カップルがパイロット、という役割分担で出発〜。
さすがに写真はないけれど、これがけっこうリアルで感激。
本当に宇宙船に乗っているかのように視界が開けていて、動き、演出、いずれも素晴らしい完成度。これは「スターウォーズ」知ってたら、なお楽しめただろうなー。
ちなみにエンジニアは、ミッション中に機体のコンディションを保ったり、ダメージを修復するのが仕事で、ピカピカと光ったボタンを押す、という“だれでもできる簡単な軽作業”でした(笑)。
そのへんを練り歩くトルーパーと記念写真。
しかもサービス精神旺盛で、こういう雰囲気づくりのうまさは、さすがディズニーだね。
じつは子供が「ビッグサンダー・マウンテン」に乗りたがっていたものの、残念ながら運休中……(結局、この日はずっと動かなかった)。
コンパクトでかわいらしい「眠れる森の美女の城」
奥様が「眠れる森の美女の城」で写真が撮りたいというので、そっち方面へ。東京のディズニーよりもコンパクト(な気がする)なので、エリアからエリアへの移動も、そこまで苦じゃない。
このあたりは、ちょうどお城の北側。絵本のなかのようなメルヘンな世界観が素敵。同じ「ディズニー」なのに、やっぱり東京のそれとは雰囲気が違うのが不思議。
そして、お城へ向かう途中にあった「ピノキオの大胆な旅」へ立ち寄り。15分待ちなら乗らなきゃね。
ピノキオが人間になるまでのストーリーを巡るライドアトラクション。
見るからに歴史を感じるたたずまいだけれど、じつはこれ、カリフォルニアディズニーよりも東京ディズニーランドのほうが先なんだそう。知らなかったー。そしてやっぱり東京で乗った記憶がない……。
とても穏やかで平和なアトラクションでした(笑)。絶叫要素はないけれど、たまにはこういうのも良いね。なごむー。
お城を北側から。
見てわかるように「眠れる森の美女の城」はかなりコンパクト。圧倒されるような迫力はないものの、これはこれでいい。
南側でカメラマンさんに写真を撮ってもらった……ものの、なんか解像度が低い(泣)。せっかくお金払って買ったのになー。
ディズニーランド、キャストの“セイジ”さん
さて、この時点でおもな目的を達成してしまったnine.ten coffeeご一行(笑)。
「どうしよう?」と、あたりをうろうろしていると、背後からだれかに日本語で話しかける事案発生。
「スミマセン。ナニカオコマリデスカ?」
ちょっと驚きつつ振り返ると、キャストの人が流暢な日本語で話しかけてくれたっぽい。
「ハジメマシテ。ワタシハ セイジトイイマス」
見ると、たしかに名札が「誠司」となっている。外国人なのに? どういうこと? と、夫婦そろって首をかしげていると「モチロン ホントウノ ナマエ ジャナイデスヨ。ジツハ、アタナニ プレゼントガ アリマス」と、見せてくれたのが日本語で書かれた名刺と印鑑。
その場で、その名刺に印鑑を押してくれた。それがこちら(笑)。
聞くと、以前、山口の岩国基地に勤務していたことがあり、日本語が話せるのだそう。2017年からディズニーのキャストとして働いているのだとか。
写真を撮っていないのが悔やまれるけど、わざわざ話しかけていただいてありがとうございます! 家族以外と日本語で話すことができて、なんだか嬉しかったなぁ。
そして別れ際、とっておきのダジャレを言ってくれたのに、なんて言っていたのか思い出せない……。
ディズニーランドらしい、古き良きアトラクションたち
そして一行は「スペースマウンテン」に乗ろうとするも、70分待ちだったので素直に諦め、なんと20分待ちだった「スターツアーズ:アドベンチャー・コンティニュー」に。えー、あの人気アトラクションがこんな待ち時間!? と驚く。
シアターライド型アトラクションの金字塔ともいえる「スターツアーズ」。東京で何度も乗ったことがあるけれど、やっぱり楽しいね。なんでカリフォルニアディズニーではあんまり人気ないのか謎だけれど。
そして、写真の数がだんだん少なくなってきているのは、例によって人間のバッテリー残量が減っているから(笑)。
すぐに乗れそうなので、続けざまに乗った「バズ・ライトイヤー アストロブラスターズ」の写真も、こんなのしかない(泣)。
このアトラクションは、ポッドに乗り込んで楽しむシューティングゲーム。東京でもおなじみ。
ギミックやら演出が、さすがに歴史を感じるところもあるけれど、まぁ仕方ないかな。でも楽しめたからよし。
のんびりとパーク内を散策しながら、向かった先は「ホーンテッドマンション」。こちらも東京でおなじみ。
待機列が屋外で、ちょっとツラいけれど、頑張った。
久しぶりに乗って、展開をすっかり忘れていたけれど「そうそう、こんなだったなー」と。これもディズニーらしくて良いね。
そしてなんだかアトラクションも、もうお腹いっぱいになってきた(笑)。もはや30分以上は並びたくない……というわけで、近くの「ジャングルクルーズ」へ。こちら、なんと15分待ち!
トムソーヤー島を眺めながら歩く。そろそろ足も疲れたなー、というタイミング。
今日は本当は夜までいてパレードも観たいところだけれど、遅くならないうちにサンタモニカまで移動したいので、次の「ジャングルクルーズ」が最後かなー。
久しぶりに乗ったけれど、ガイドのお姉さんの演技も素敵で、良い時間を楽しめた。当たり前かもだけど、東京のともちょっと違っていて新鮮。乗車中はビデオを回していたので写真はナシ。
「あー楽しかった」
と、みな満足げ。
ディズニーランド・パークまとめ
子供はもっといろいろ乗りたかったみたいだけど、大人はお疲れモード。そして、先にも書いたように、これからサンタモニカへ移動しないといけないので、あまり遅くなりたくない、ということもあり、後ろ髪を引かれながらもディズニーをあとにした。
今回のディズニーは過密スケジュールにならないように、かつ、あまガツガツしないように、ゆったりまったり楽しんだ格好だけれど、これでも十分に満足。
「そういえばあれ乗ってないな」と、思うこともあるけれど、だいたいは東京にもあるしね。ともあれ、久しぶりのディズニー、大満喫できて良かった良かった。
ディズニーランド・パークで乗ったアトラクション
・カリブの海賊
・ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン
・ピノキオの大胆な旅
・スターツアーズ:アドベンチャー・コンティニュー
・バズ・ライトイヤー アストロブラスターズ
・ホーンテッドマンション
・ジャングルクルーズ
ディズニーランドで乗ったアトラクションも、DCAと同じく7つでした。流れに任せてパークを楽しんでいると、こんなものなのかもしれないね。
いざ、サンタモニカへ!
さ、ディズニーのあとは場所をサンタモニカへと移し、これまたゆったりと過ごす予定。
ホテルで荷物を受け取ったら、Uberでサンタモニカへ。渋滞もなく19時すぎにはホテルにチェックインできた(ホテルについては次回、紹介予定)。
ちょうど夕飯どきだったので、せっかくなので奥様が行きたがっていた「ババガンプ シュリンプ」に行くことに。このお店、今となっては日本にもあるけれど、サンタモニカらしいお店のひとつだしね。
ホテルからビーチまですぐなので、てくてくと歩いてピア方面へ。
おおー、4年ぶりのサンタモニカ・ピアだ〜。なつかしい。
そして子供は『GTA5』とまんま同じ世界にテンションが上がっている(笑)。
ピアにさしかかったとき、なんか嫌な予感……。めっちゃ人多い。そういえばこの日は日曜日なのでした。
案の定「ババガンプ シュリンプ」にも長蛇の列で、速攻で諦めることに(泣)。
「ど、どうする?」
「これはダメだな。じゃあ、チーズケーキファクトリーにしようか?」
「ああ、いいね!」
じつはアナハイムで行こうと思っていたけれど行けずじまいだった「チーズケーキファクトリー」がサンタモニカにもあるので、そこに変更。ピアからすぐ近くのショッピングモール「サンタモニカ・プレイス」に入っているのです。
その名前からするとチーズケーキ専門店みたいだけれど、じつはチェーン店のレストラン。もちろん、チーズケーキに力を入れていて、多くの種類があって大人気だったりする。
日曜夜ということで、ちょっと待たされたけれど、無事に入店。
店内はムーディーで、なんだかいい雰囲気。子供いてもいいのかな? と思ってしまうくらい(問題ないけど)。
ぼくはタコス、奥様はミートボールパスタ的なやつ、子供は……なんだっけ、そうそう、食後にチーズケーキとコーヒーもいただきました。
で、これが意外なことに(失礼)全部美味しい。
この手のなんでもアリ系レストランって、料理がちょっと残念だったりするけれど、ここのはちゃんとつくってあって、ボリューム、味ともに大満足。
チーズケーキはオリジナルが売り切れだったので、ストロベリーを注文。甘ったるいのかなーと思いきや、全然そんなことなくて、チーズのほどよい酸味とベリーの甘酸っぱさがアクセントになって、意外にも皆、高評価。もちろん、甘そうなやつもあったけどね。
さらに意外なのがコーヒー(重ね重ね失礼)。苦み走った残念なコーヒーかと思いきや、雑味が少なくて飲みやすい。ちょっと薄い気もしたけれど、こういうレストランで出てくるコーヒーにしては上出来かな。写真ではわかりにくいけれど、量が多いのもポイント高し。
お店を出たnine.ten coffeeご一行、「チーズケーキファクトリー」なかなかやるじゃん! という意見で一致した(笑)。
明日はまったりデー。次回はサンタモニカ編をお届けします。
つづく。