例によって今年もバレルエイジドコーヒーづくりを継続していて、ちょうど9月、樽にお酒を仕込んでひと月後くらいに生豆を投入、そして約2ヶ月ほどおいて先日焼いてみたら……どうも失敗した模様。
というのも、お酒のフレーバーも薄いし、そもそもコーヒーの味が薄い。うーん。
上の写真のように、生豆の色がやたらと白くて水分が飛びまくっていたのも気になっていたんだけれど、じつはその前にトリガーと思われる事象があった。
お酒を樽に入れて“樽にお酒を吸わせている”フェーズ、時間にしてお酒を入れて3週間後くらいでのできごと。
「なかにお酒入ってるの？」
「入ってるよ」
「なにが入ってるの？」
「ジョニーウォーカーのレッドラベルってウイスキーだよ。樽が汚いから飲めないけどね」
「ふーん、ちょっと出してみていい？」
「ダメだよ減っちゃうから」
「ケチ！ ちょっとだけいいじゃん」
「わかったよ。ちょっとだけなら」
「やったー」
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「ここをひねると出てくるんでしょ？ 出ないね」
「あれ？ ほんとだね。変だな」
「本当にお酒入ってる？（タルをシャカシャカふる）入ってるように思えないけど」
「なくなるはずないから入ってるはず（と、確認すると……）」
!?
「あれ!? 全然ないじゃん。空っぽじゃん！」
「ワタシ飲んでないよ！」
「アレ!? なんでだ!?」
……という具合で、樽に入れていたお酒が空っぽになるという事案が発生。
見ても、漏れた形跡もない。そもそも、漏れたら、直下にあるPS4が死んでいるはず。
ほぼフルタンク状態だったのに、いったいなぜ!?
直接の原因は不明ながらも、早々になんらかの理由で樽のなかのお酒がカラになり、なかば乾燥しはじめた状態で生豆を入れてしまったのが、この風味大幅減の要因なのだと予想。
うーん、とりあえず2022年最後のバレルエイジドコーヒーは失敗ということで（泣）。
それにしても、お酒がなくなった原因がわからないのが気持ち悪いなぁ。お酒を使い回したから？ 気を取り直して、今度は新品のお酒を使って再度トライしてみよっと。
