一週間前の話だけれど、今年最初の「Standart Japan #23」が到着。
前号に続いて、今回もなかなか興味深い記事が多い。編集おつかれさまです。
まずは冒頭の「コンゴ特集」。
いつもの産地別の特集なんだけれど、個人的にコンゴは好きな産地のひとつ。最初「キブ3」飲んだときはなかなかの衝撃で、すごくフルーティーなのにコクが豊かでフルボディ。個性的なフレーバーが、2ハゼを超えても十分に主張しているところに驚いたことがある。
あらためて買ってみたら「あれ? 前と違うぞ」みたいな感じになって継続的なリピートはしていないけれど(笑)、うまくハマるとすごい好き。うちの奥様ですら「コンゴ美味しい!」と言ってるくらい。
そんなコンゴのストーリーなので興味深く読んだけれど、コーヒービジネスのことはもちろん、同国が抱えている社会的な側面もいろいろと勉強になった。コンゴ、また買ってみようかな。
エスプレッソの新しい形「ターボショット」というモノについての記事。
そんなものがあること自体知らなかったけれど、要するに、粗めのメッシュかつ抽出圧低めで落としたエスプレッソのようなコーヒーのことらしい。
なんでも、安定して抽出できて、かつクリアで甘みが引き出せるのだとか。
YouTubeで「tuebo shots」で検索すると最初に出てくるこの動画がわかりやすい。
動画内でも「エスプレッソをストレートかつブラックで飲むなら」と言っているように、このレシピを気に入るかどうかは人によりそうだけれど、比較的セオリーを重んじるエスプレッソカルチャーのなかで、こういう新しい試みをする人がいて、それがトレンドとして広まっているという事実がおもしろい。
あと「コマンダンテ」がスポンサーなのか、ちょっとした特集が組まれているのだけど、「コマンダンテすごい!」に終始していて、「なぜすごいのか」「どうすごいのか」みたいなところにフォーカスしてたらおもろくなったのになー……という感想。
ハイエンドハンドミルの先駆けとして、誕生までのストーリーとか、どこにこだわっているのか、ほかとの違いはどこなのか? みたいなところを掘り下げてほしかったかなー(自分が読みたいだけ)。
そして今号のオマケのコーヒー豆は、以前行ったことがある韓国「Fritz Coffee(プリッツコーヒー) 」の豆で、ちょっとうれしい。浅煎りかもしれないけど、これは絶対に飲むぞ〜。
あと謎のシールね(笑)。
「これ、なに?(笑)」
「これ本にオマケで入ってたシール」
「どこに使うの?」
「……わからない」
という会話が実際に行われた(笑)。自分のものじゃないなにかに、こっそり貼ろうかな。