今週も豆の備忘録。こうして書き留めておかないと「あれ? これ飲んだことあるっけ?」となるので、なるべくこうしてログ化しておこうと思った次第。
久しぶりにグアテマラを買ってみた。ぼくは以前フライハーネスのグアテマラを好んで買っていた時期があって、あの深いコクと豊かな甘みがたまらなく好き。ウエウエテナンゴとか、そういう名産地も良いんだけれど、グアテマラってわりと外れがない気がする。
で、今回買ったのが「グアテマラ コバン オーロラ農園 SHB ウォッシュ」。カツーラの単一品種らしい。
いつもの深さ(フルシティ)まで焼いて翌日カフェラテでお試し。
フルシティまで焼いても豆の堅さは中米らしく、硬め(ちなみに標高は1650m)。エスプレッソの粘度も緩すぎず硬すぎず、ここまではまぁ良くも悪くも普通(笑)。
ただ、飲んでみると、これが美味しい!
フルボディという言葉がピッタリな、重厚感あふれる口当たりが最高。しかも超甘い。いや、ミルクの甘さが引き立っているというべきかな。それでいて後味はとてもクリアで、このへんのキレの良さはほんと好き。
まったりとしたコクがありつつも、苦み走っていなくて、むしろ甘さ際立つカフェラテ。強烈なインパクトはないものの、だれもが安心する味。
と、久しぶりのグアテマラの美味しさを再確認したのでした。
もちろんドリップでも飲んだけれど、大枠はカフェラテの印象と同じで、豊かなコクと甘み、そして雑味がなく後味の良さが素晴らしい。とくにウォッシュドだからかな、アフターの余韻がしつこくなくて、すごく飲みやすい。
丹精込めて育てられて、ていねいに収穫、精製されたのであろうことがわかる、そんな豆でした。
中米の豆って、最近はとくにちょっと高い印象があって敬遠していたけれど、この豆はリーズナブルだし、おすすめ。
またグアテマラの豆、いろいろ試そっかな。