nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

食べるコーヒーふたたび。今年の「YOINED」を試してみた

ちょうど1年前、UCCが発売した画期的な商品、食べるコーヒー「YOINED」。このブログでもレポートを書いたけれど、そうか、もう1年前かぁ。

 

そんなこんなで第2弾が発売されたので、また買ってみた。

 

www.ninetencoffee.com

 

第1弾との違いは、使用しているコーヒー豆がエチオピアからタンザニアAAになったこと。そう、いわゆるキリマンジャロってやつね。

 

モカ(エチオピア)同様、美味しいコーヒーの代表格だけれど、今回はどんな味に仕上がっているのか!?

 

 

内容物は前回同様にコーヒー配合率40%の「CRAZY BLACK」と、カフェオレのようにミルクとの調和が楽しめる「MELLOW BROWN」の2種(それぞれ3枚ずつ)。

 

形状も前回同様、ちょうど500円コインと同じくらいの大きさの円盤形で、波形の模様も変わらず。

 

つまり、やはり使用している豆の違いが第2弾の特徴ってことかな。

 

 

さあ、まずは「CRAZY BLACK」から。

 

ああ、懐かしい食感。

 

チョコレートっぽい硬さなんだけれど、口に含むと、滑らかなペーストのように溶けていき、コーヒーの風味が口いっぱいに広がっていく。

 

前回、食感について「まんまチョコレート」と書いたけれど、本当は微妙に違っていて、なんというか、油分が少ないチョコレートのようなイメージ。こう書くとネガティブに聞こえるかもしれないけれど、わかりやすく言うと少し“粉っぽい”感じ。

 

味わいとしてのコーヒー感はさすがで、とても濃くて満足度高し。ただ、これがキリマンとわかるかというと、ちょっとよくわからず(普段からタンザニアを飲み慣れていないからかも)。

 

次に「MELLOW BROWN」。

 

こっちはミルキーなテイストが先にくる。あれ? ミルクチョコレートかな? と思っていると、次第にコーヒーの味が広がり、口のなかはカフェオレ状態に(笑)。

 

しかもけっこう甘く感じられて、コーヒー好きでなくても食べやすそう。

 

個人的にはCRAZY BLACKのほうが好きかもだけれど、MELLOW BROWNも捨てがたいなあ。

 

つまり、どちらも美味しい。

 

ただし、家族の評判はそこまで良くない……ので、あくまでコーヒー好きだけに刺さる味なのかもしれないね。

 

前にも書いたけれど、ネックといえば、やはり価格か。調子に乗っていると、6枚すぐなくなっちゃう。

 

6枚入りで2700円、つまり1枚あたり450円という、とてもブルジョアなお菓子(?)なので、もうちょっと販路拡大や商品展開をして安くなると嬉しいなぁ。

 

来年の第3弾も楽しみだけど、どうせこの価格帯なら、スタンダードクラスの豆じゃなくて、もっとグレードの高い豆を使ってみてほしいところ。

 

前回は飲み慣れたエチオピアですらエチオピア感(いわゆるモカフレーバーを期待していたわけだけど)が乏しい印象だったし、今回も正直なところ豆の特徴が出ているかというとそうでもない気がするから。

 

スペシャルティとかハイグレードな豆を使うと、さらに価格が上がりそうだけでど、どうせなら豆の特徴が出た方が嬉しいし、さらにいえば産地ごとに食べ比べができるアソートになっていたらなお、おもしろそう。

 

というわけで第3弾にも期待。

 

www.ucc.co.jp