nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

スッキリ上質なグアテマラ! グアテマラ/SHB カレドニア・ワイルドコーヒー・オリジナル

なんだか生豆を買う業者が一周回って「ワイルドコーヒー」になっている昨今。

 

“ワイルド”って、生豆専門業者というよりは焙煎機の業者というイメージが強いんだけれど、けっこう良い生豆を揃えてる気がするのよね。お会いしたことこそないけれど、経験が長い店主、天坂さんの目利きによるものなんだと思う。

 

そんなわけで、「グアテマラ/SHB カレドニア・ワイルドコーヒー・オリジナル」という商品をお試し。ワイルドコーヒーのオリジナルという、どのへんが独自のものなのかよくわからないけれど、ちょっと興味が湧いて(笑)。しかもニュークロップ。

 

どこの農園の豆なのかというと、有名なパンポヒラ農園だった。そこのカツーラのウォッシュド。

 

ぼくは、なんとなくナチュラル信者なので、積極的にウォッシュドは買わないんだけれど、久しぶりのウォッシュドはどうか。

 

いつものように2ハゼ30秒くらいのフルシティまで焼いてみたら……これが良い香り!

このスッキリとした甘い香りは、グアテマラならでは。この時点で期待大。

 

カフェラテにしてみたら、これまたボディが豊かで甘みたっぷり。しかも、後味クリア。なるほど、よく考えたらこれこそがウォッシュドの良さだったなぁ、と再確認。

 

グアテマラの旅と称して、好みの豆を探している最中だけれど、この豆は、お望みのチョコレートテイストではないものの、ほんと美味しいグアテマラって感じ。

 

もちろんドリップにしても、バランスが良い優等生って感じで美味しい。特別なにかが際立っているわけではないけれど、上質なコーヒーって、こういうものなんだと思う。

 

というわけで、久しぶりにウォッシュドの良いコーヒーに出会えました。

 

それにしても「オリジナル」って、なにがオリジナルなんだろう……?

 

そうそう、焙煎始めてそろそろ10年くらいになるんだけれど、ようやく、焼き方によってエスプレッソの質感が変わることに気づいた。

 

エスプレッソの質感って、てっきりほぼ生豆由来のものだと思っていたんだけど、じつは焼き方でも変化するということに気づいたというか(ほんと今さら)。このへんの話はまた今度。

 

www.wild-coffee-store.com