前回の「コーヒーコンパン」の記事、週末中にはポストしようと準備していたのに、すっかり忘れていて、月曜の朝に思い出したという……(泣)。
先週末、なにをしていたかというと、自転車旅行をしてました。ひとり旅。しかもサイクルトレインで。
サイクルトレインというのは、自転車をそのまま乗せられる電車のこと。福岡天神から大牟田まで伸びる大牟田線(特急)がサイクルトレイン化していて、特定の車両のみに自転車を持ち込める。
実際に使ってみて感じたけれど、乗車予約から降車手続きまで、全部LINEで完結するので、かなり手軽で使いやすかった。
ちなみに目的地は、ずーっと前から行きたかった、九州は柳川。そう、うなぎと川下りが有名な街。その柳川と、お茶の産地で有名な八女を自転車で巡るサイクリング旅なのです。
せっかく行くからには、久留米のコーヒー屋(コーヒーカウンティの本店とか)を巡るのもいいなーと思いつつ、あれこれ計画だけは立てていたのだけど、結局は疲れと時間のなさで、コーヒー屋には寄れないまま帰福してしまったという。
今回の旅は、場所が場所だけに、コーヒーっていうより、お茶づくし、かな。
まあ、これは八女の話だけれど、ホント、お茶が美味しかった。お冷やのかわりに冷たい、水出しのお茶が出てきたりね。
八女の大茶園までヒルクライムして、そこで食べる八女茶ソフトの美味しさときたら!
あそこからは眺めも最高で、ホント文句なし。
話を柳川に戻すと、ココも良いところだった。“掘割”と呼ばれる水路が網目のように張り巡らされていて、不思議な感覚。昔ながらの風情溢れる街並み、そこかしこから漂ってくるうなぎの香ばしい香り、時折聞こえてくる川下りの船頭さんの歌、すべてがイイ感じ。
もちろん、これまたはじめて食べた、うなぎのせいろ蒸しも美味。
「若松屋」という有名店に入ったんだけれど、うなぎがホクホク、ごはんアツアツで最高。タレがちょっと甘めなので好みがわかれそうだけれど、大満足だった。
柳川から八女に向かう途中、たまたま開催期間中だった「中山大藤祭り」で、これまた素晴らしい藤の花を堪能したり、道の駅では足湯に浸かってのんびりしたりと、1泊2日なのに充実した自転車旅になりました。
例によって、そのときの模様を簡単に動画にしてあるので、興味のある方はどうぞ。