暑くなってきたので、久しぶりにコーヒー豆の保存の話。
先日、定期的に購入しているコーヒー用の袋を注文した。過去の履歴を確認したら、ちょうど1年で再購入しているみたい。
いつも100枚買っているので、それを1年で使っている計算。まあ毎週の焙煎で2〜3枚使うから、そんなもんか。
あ、コーヒー用の袋って、要は焙煎したコーヒー豆を保存する袋のことね。そう、わざわざそれだけのために使い捨ての袋を買ってるんです。
以前はキャニスターなどで保管していたこともあったけれど、今は専用の袋。決してエコじゃないんだけれど、味にこだわり始めると致し方ないというか。
ちなみによくお世話になっているのは「バイオマス蒸着チャック上質紙SP160×230」という商品で、この手のやつでは最安値のモノ。
保存容器としてぼくが求めている機能が
・遮光
・密封
・余分な空気を抜ける
・自立する
なので、こういう袋がベストなのよね。
最後の“自立”はしなくてもいいんだけど、したほうが便利。で、この袋に、最大250g入るから、大きさ的にもちょうどいいのです。
ちなみにコーヒー用となると炭酸ガスを排出するバルブつきを……となりがちだけれど、個人的にはバルブは不要かな。冷やして保管していればパンパンになることもないから。
で、ぼくはこれをワインセラーに入れて保管しているのです(ワインは飲まないけど)。
焙煎後、冷却機で冷やしたらすぐに袋詰めしてワインセラーへ、ポイッと。
それでも、ぼくが理想とするドロっとしたエスプレッソが落とせるのは、焙煎後4日くらいまで。それ以降になると、どうしても粘度が落ちちゃう。そして5日目以降は「まぁ、仕方ないよね」という妥協の産物に。
エスプレッソ用途だと焙煎後、炭酸ガスをある程度抜く“エイジング”が推奨されることもあるけれど、ぼくは焙煎後3日以内が好き。もしかすると、豆本来の味というよりも、クレマ込みというか炭酸ガス込みの味が好きなのかも(笑)。このへんも嗜好品ならではってことで。
ちなみに前も書いたと思うけれど、あらためてキャニスターの弱点を。
空気を抜けない
これが個人的に大きいかな。豆を消費すると相対的に容器のなかの空気が増えていくけれど、それを抜くことができないので、豆が減るほどに酸化を助長してしまうという。
匂いがつく
定期的に洗うとしても、どうしても匂いがついちゃうのがキャニスター。重曹を駆使してきちんと洗えば落ちるんだろうけれど、これがなかなか大変。
というわけで、ぼくも以前はガラスのキャニスターを使っていて、見た目は気に入っていたんだけれど、上記ふたつの理由で使うのをやめたのでした。
「商売するわけでもないのに、わざわざ個人で袋を使うか?」と思ったのは最初だけで、使ってみればこれ以上の保管ソリューションがないという結論に達したので、今後もこれでいくつもり。
コーヒー用の保存袋、おすすめですよ〜。