
先週末のピザ釜でフィーバーしていたさなか、「STANDART #36」がきてた。いやー、それにしてもピザ釜おもしろい。450度の高温焼成って、世界が広がるね。
さて、「STANDART #36」。
相変わらず最初からから最後まで同じ調子だなぁ……とペラペラとめくっていたなかで目にとまったのが、業界にモノ申す系コーナー「SHOUT!」。
今回は「小規模農家への支援ってよく言われてるけど、それって結局はマーケティングの一環でしかなく、言葉がひとり歩きしていないか?」という問題提起(ざっくり意訳)。
たしかになー、と。スペシャルティが全盛の今は、とくにそうかもしれない。
問題提起の本質は「農家のストーリーを消費するだけじゃなくて、持続可能にすることが大事」ということ。そのためには、一回の購入で支援した気分になるのではなく、継続して購入する、なんなら一緒に開発するくらいの覚悟が必要なんだ、と。
そういえば、2014年公開の映画『A Film About Coffee』のなかで「Stumptown Coffee Roasters」のバイヤーがルワンダに足を運び、品質改善だけでなく、インフラの支援までやっていたのが印象的だった。
正直、当時は“いちコーヒーショップがそこまでやるんだ”と思ったけれど、そういう活動が地味に効いてくるんだろうね。
ただ、そのいっぽうで……
・円安
・生豆価格高騰
・世界的需要増
という要因が重なって、日本のバイヤーがかなり苦戦しているって話も深刻(これは記事無関係)。
日本はスペシャルティを比較的早くから市場に採り入れてきたわりには、先の要因で良い豆が買えなくなって、そのツケが小売価格に反映されるという悪循環。最近の豆、高すぎるもんね。
小規模農家への継続的支援をし、良い関係を築くのも大変素晴らしいことなんだけど、もうそれだけでは維持できない……という側面もあるみたい。これはいちロースター、いち企業ではどうしようもない次元の話だから、悩ましいところ。
そのうちコーヒーは高級な飲みもの、高尚な趣味になっていくのか!?
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今回のサンプルコーヒーは上海「Terraform Coffee Roasters」のエチオピアとのこと。↓に抽出レシピがあったので、近々淹れてみよっと。