比較的近所の海の中道海浜公園で開催、しかも良い天気! というわけで、久しぶりに「うみなか ふくおかコーヒーフェスティバル 2024」に行ってみた。自転車で(笑)。
この福岡でやっているコーヒーフェス自体は以前にも行ったことがあったんだけど、そのときは建物の上層階イベントスペースでの開催、しかも有料で、フラっと立ち寄れるようなものではなかったことから「こういうのは公園でやるべき」という感想を書いたことがあった(笑)。
で、その要望どおりに公園での開催となったものの、開催を知らなかったり悪天候だったりして、これまで行けずじまいだったのでした。
ということもあって、念願の、ですよ。
会場は先にも書いたように「海の中道海浜公園」。国営の、かなり巨大な公園内にコーヒーの出展ブースが点在していて、散歩やサイクリングを楽しみながらお好みのお店を巡ることができる、というもの。
前回は海外からの出店もあったみたいだけれど、今回は日本国内から10店舗が集結。とはいえ、北海道から出店されていたりと、福岡ではなかなか行くことができないお店の味を楽しめるのがいい。
しかもこの時期は公園内にたくさんの花が咲いていて、コーヒー以外にも楽しめる。とりわけ、広大なネモフィラの花壇は何度見ても圧巻。
チューリップもそこかしこで咲いていて、春のうみなかは良いよね〜という気分になる。
今回のコーヒーフェス、ただ行ってコーヒーいただくだけだとつまらないから、奥様と子どもに焙煎体験してもらうことに。ぼくは記録がかり(笑)。
体験するのは手網焙煎。豆はコロンビア フローラルハニー。
用意された150gの生豆をまずはハンドソーティングして……
奥様と子どもが交代で手網を振り続ける。
奥様も子どもも、てっきりぼくが家で使っているような電動タイプの焙煎機を想像していたらしく(んなわけないじゃん)、「(ずっとシャカシャカ振り続けるなんて)聞いてないよー」という苦情が出たものの、8分くらいで1ハゼを迎えて、しばらくして無事にに2ハゼ突入、キレイなフルシティで煎り止めに成功!
この豆は、翌日以降に、おもにアイスラテにして飲んでもらいました(メッシュが合わなくて抽出が満足ではなかったけれど)。
奥様も子どもも、自分で焼いたコーヒー豆を味わうという体験ができて満足げ。良い経験になったね。
さて、コーヒーフェスティバルのほうは、どちらかというと深煎りの豆を取り扱うお店中心に3軒まわることに。
どうして3軒かというと、1700円でチケットを買うとオリジナルマグと3杯分のチケットがもらえるから。
ちなみにマグがなくなったらチケット代金が1200円になる旨を知っていたので、「マグいらないんですけど」と言うと、「マグで飲んでいただくことになっているんです」とのことで問答無用で1700円マグありチケットに……。
マグがなくなったらどうするんだろう? などと思いつつも、仕方なくマグありで(マグ持ったまま移動したくないので、このへんどうにかして!)。
で、実際にコーヒーをいただいたのはこの3軒!
・and peopleCOFFEE ROASTERY(島根・太田市)
・8A GARAGE COFFEE(北海道・小樽市)
・AMAZING COFFEE ROASTER(大阪市)
お世辞抜きで、どのお店も特徴があって美味しかった。たまたまかもしれないけれど、どのお店もブレンドだったこともあって、それぞれのお店の個性がより出ていた感じ。
会場が広大なためか、各ブースがお客さんでごった返すということがなく、お店の人と世間話ができたのも高ポイントで、コーヒーの話はもちろんのこと、お店がある地元の話だったり、福岡の印象の話で盛り上がったりと、なかなか楽しいひとときでした。
なかでも最後に訪れた「AMAZING COFFEE」さんは、マスターが焙煎教室をされているということもあって(話の流れで知った)、かなりマニアックな話ができたのも良かったなー。話し込んだので写真がないけれど。
動画でも記録しているので、こっちも貼っておきます。
というわけで久しぶりのコーヒーフェス、好天にも恵まれて最高でした。
この規模の公園でコーヒーフェスやっているのって日本でも珍しいと思うので、ぜひこれを生かしていろいろ企画していってほしいなー。
今回は10店舗だったけれど、もっと増やして、かつ出店エリアを広くして、スタンプラリーみたいなのをやるとか。それこそ自転車でもいいけれど、“セグウェイでコーヒーショップをまわろう”みたいな、公園側とのコラボ企画みたいなのも楽しそう。
今後も期待してます。