焙煎とコーヒー豆の話
なんとなーく敬遠してきたケニアの豆を久しぶりに買ってみた。ケニア マサイ AA。もしかすると前にも買ったことがあるかもしれないけれど。 さて、ではなぜ敬遠していたか。 ケニアって間違いなく個性的で風味豊かで美味しいんだけれど(これはホントそう思…
「ん? 四角い焙煎機だ。家庭用かな?」と、見たことがない新しい焙煎機を発見。 KAMELというブランドの、そのまんま“Cube Roaster”というモデルらしい。そして韓国製のよう。いやー、ぼくもKaldiの韓国製焙煎機使っているけれど、韓国って、この手の小型焙…
9月に購入したものの、すっかり焼き忘れてワインセラーに眠っていた「ミャンマー ガペ村 ホーンビルコーヒー ハニー」を焼いてみた。 ミャンマーというか、東南アジアの豆って、大きな特徴こそないけれど、奇をてらわないコーヒーらしいコーヒーが楽しめると…
ここ最近、焙煎に関する記事をポストしていないものの、しっかりと毎週末、次週分を焼いている。で、プロファイルなり取り組み方なりに大きな変化がないので、あえて何も書いていないのだけれど、あらためて気づいたことがあるので備忘録がわりに書いておこ…
このあいだ、「8ヶ月前のコーヒーは美味しいのか!? 真空パックの真価を問う」というのを試して、結果的に「問題なし」となってひと安心だったけれど、じつはもっと前の豆があったことに気づいたので、あらためて“真空パックの実力”をお試し。 その豆とは……こ…
たまにはアジア方面の豆を……というわけで「ベトナム ラダー農園 ウォッシュ」をお試し。 このあたりの地域ってカティモールの栽培が多いけれど、この豆も例によってカティモール。 さて、いつものように2ハゼ30秒くらいのフルシティまで焙煎して、翌日、いざ…
いつもはダークチョコレート風味のブラジルを好んで飲んでいるぼくですが、たまには変わったブラジルを飲んでみたいなーと思うことがあって、そんなおり、見つけたのが「トロピカルバイーア ナチュラル」。 この豆、ブラジルなのにカツアイ100%で、トロピカ…
真空パックでコーヒー豆を保存するようになったものの、実際のところ、その効果がどこまでなのかは未知数だった。で、今回、たまたま今年の2月に真空パックしたブラジルが残っていたので、満を持して焼いてみたという話。 今年2月ということは、つまり約8ヶ…
「そういえばまだ8月分の豆が届いていないな……」と、TYPICA Clubの豆が来ていないことに気づいたのが8月終盤。 以前、生豆の到着遅れのため、焙煎豆のお届けが遅れる旨が書かれたメールがきていたけれど、その予定からさらに遅れていて、「もしかして配送事…
バレルエイジドコーヒーに興味を持ち、2年前に「ミニ樽」を手に入れてから何度かつくっているんだけれど、そろそろ樽が限界を迎えてきた。 どう限界かというと、水漏れが止まらなくなってきたのです。 ちなみにウチでのバレルエイジドのつくりかたは、こう。…
なんと、ぼくが焙煎をはじめるきっかけとなった「珈琲焙煎生豆キット」の第2弾ともいえる商品「BIG SMILE COFFEE おうち焙煎を楽しく始める コーヒー焙煎パン+おためし生豆セット」が発売されていることを知ったので、ちょっと紹介(写真はオフィシャルサイ…
生豆の輸入遅れの関係で、焙煎豆のお届けも遅れます的なアナウンスを見たと思ったら、そこまで遅れることなく届いてた。TYPICA Club第4弾の「ボリビア」。 今回の豆の特徴は、ダブルウォッシュドという精製方法にあるみたい。 “ダブルウォッシュド”と聞くと…
たまに飲んだことがない豆を試してみたくなるんだけれど、それで先日、購入したのが「エクアドル マイクロロット チト ウォッシュ」。 そう、エクアドル。全然ピンとこないけれど(笑)。 この豆、名前にもあるようにマイクロロットらしいので、終了したら今…
インドネシアのウォッシュド精製かつ、天然酵母を使った珍しい豆「インドネシア バリ ディボン ウォッシュ」をお試し。 そもそもインドネシアの豆って、基本的にはスマトラ式が多く、フルボディで苦味しっかりめという印象が強いんだけど、個人的にはそこま…
先日、ポストを見たら「TYPICA Club」の豆が届いていて、ああ、そうか、6月に入ったからか、と気づく。 今回はタンザニア! なにげにタンザニアの豆ってあんまり飲んだことがないのでワクワクしながら開封。うわあー、今回も例によって超浅煎りですね……。チ…
ゴールデンウィークが終わり、あーあ(泣)という気分のときにポストを見ると、コーヒー豆のサブスク「TYPICA Club」の豆が届いていた。第2弾はペルー。 豆のプロファイルはこんな感じ。 生産地/国:Peru(ペルー)農園:La Huaca(ラ・フアカ)標高:1800m…
韓国から帰ってきたら、楽しみにしていたコーヒー豆のサブスク「TYPICA Club」第1弾の豆が到着していたので、その話を先に。 今月の豆は「Colombia Ronald de Hommel Coffee Quest Colombia」。 付属するパンフレットによると、オランダ、アメリカ、ブラジル…
今週も豆の備忘録。こうして書き留めておかないと「あれ? これ飲んだことあるっけ?」となるので、なるべくこうしてログ化しておこうと思った次第。 久しぶりにグアテマラを買ってみた。ぼくは以前フライハーネスのグアテマラを好んで買っていた時期があっ…
懲りずにエチオピアの豆をお試し。その名も「エチオピア イルガチェフェ バンコ ナチュラル」。 そういえばエチオピアのゴチチって前にも焼いたことあるな……と思い返してみたら、やっぱり。あのときは、“まあまあ”な感想だったけれど、今回はどうか。 生豆か…
コーヒー豆の値上がりが激しい昨今。うちの不動の一軍豆として君臨している「ブラジル アロマショコラ」も、2023年2月時点で1キロあたり2236円だけれど、1年前は1767円、さらに前はもっと安かった(はず)。 例えばこの豆、感覚的には1キロ1500円くらいのイ…
例によって今年もバレルエイジドコーヒーづくりを継続していて、ちょうど9月、樽にお酒を仕込んでひと月後くらいに生豆を投入、そして約2ヶ月ほどおいて先日焼いてみたら……どうも失敗した模様。 というのも、お酒のフレーバーも薄いし、そもそもコーヒーの味…
メキシコの豆って、じつはあんまり印象良くなくて、そもそもメキシコALくらいしか試したことがないんだけど、ちょっと良さげなのがあったのでお試し。 「メキシコ チアパス フィンカ ドンラファ デリシャス農園 ナチュラル」というシロモノ。なにしろ“デリシ…
どうも“ワイニー”という単語に弱いみたいで、そういう名前の豆を見ると、ついつい買ってしまうのだけど、先日、試しに購入した「ドミニカ バラホナ ワイニーナチュラル」がヒット。 ちなみに商品名は「バラホナ」だけど、地名としては「バラオナ」正しいっぽ…
ここのところ中国のスペシャルティーコーヒーが熱気づいているので調べていたら、なんと雲南のスペシャルティ専門店を発見。今の時代、そんなのあるのね。もうビックリ。 その名も「MOUNTAIN MOVER」というお店。なんでも中国雲南の農園とダイレクトトレード…
たまにフラっと中米の豆を試してみようかな、と思うことがあって、試してみては「ああ、なるほど」という、可もなく不可もなくという感想に落ち着くことが多いのだけど、結論からいうと今回もそんな感じ(笑)。 ただね、これはぼくがふだん好んでいるロース…
これまでなんとなく食指が動かなかった中国のコーヒーをお試し。その名も「雲南 天空農園 ナチュラル ダブルファーメンテーション」。名前が長いけど、要するに最近はやりの嫌気性発酵なコーヒー。 ポイントは・プーアル茶で有名な産地で・プーアル茶のノウ…
2022年最初のバレルエイジドコーヒーを焼いてみた。いわゆる第3弾ね。仕込みの模様はこちら。 おさらいとして、今回の豆のプロファイルはこんな感じ。 3回目 ・カルヴァトス熟成期間約2ヶ月 ・生豆投入後3ヶ月熟成 というもの 1回目・カルヴァトス樽熟成期間…
なんだかんだ言って安定感あるブラジルが好き。それこそ、焙煎をはじめたときからずっとブラジルは焼き続けていて、なかでも、ラテにするとココア感が出るショコラがお気に入りで、今ではすっかり一軍豆としてショコラが君臨している(ショコラにもいろいろ…
今さらというか、あらためてというか、ここ最近すごく感じているのが「ブレンドの難しさ」。 ブレンドの味づくりが難しいという意味ではなくて、同じ味を維持することが超難しい。 例えば、ぼくはカフェラテ用に3種の豆によるプレミックスのブレンドレシピが…
インドネシアといえばスマトラ式。これはこれでどっしりとしたコクと独特の風味が出て良いものなんだけれど、個人的にはもうちょっとライトなのが好みだったりする。 そこで……インドネシアのナチュラルをお試し。その名も「インドネシア ジャワ ティピカアス…