焙煎とコーヒー豆の話
先日、ポストを見たら「TYPICA Club」の豆が届いていて、ああ、そうか、6月に入ったからか、と気づく。 今回はタンザニア! なにげにタンザニアの豆ってあんまり飲んだことがないのでワクワクしながら開封。うわあー、今回も例によって超浅煎りですね……。チ…
ゴールデンウィークが終わり、あーあ(泣)という気分のときにポストを見ると、コーヒー豆のサブスク「TYPICA Club」の豆が届いていた。第2弾はペルー。 豆のプロファイルはこんな感じ。 生産地/国:Peru(ペルー)農園:La Huaca(ラ・フアカ)標高:1800m…
韓国から帰ってきたら、楽しみにしていたコーヒー豆のサブスク「TYPICA Club」第1弾の豆が到着していたので、その話を先に。 今月の豆は「Colombia Ronald de Hommel Coffee Quest Colombia」。 付属するパンフレットによると、オランダ、アメリカ、ブラジル…
今週も豆の備忘録。こうして書き留めておかないと「あれ? これ飲んだことあるっけ?」となるので、なるべくこうしてログ化しておこうと思った次第。 久しぶりにグアテマラを買ってみた。ぼくは以前フライハーネスのグアテマラを好んで買っていた時期があっ…
懲りずにエチオピアの豆をお試し。その名も「エチオピア イルガチェフェ バンコ ナチュラル」。 そういえばエチオピアのゴチチって前にも焼いたことあるな……と思い返してみたら、やっぱり。あのときは、“まあまあ”な感想だったけれど、今回はどうか。 生豆か…
コーヒー豆の値上がりが激しい昨今。うちの不動の一軍豆として君臨している「ブラジル アロマショコラ」も、2023年2月時点で1キロあたり2236円だけれど、1年前は1767円、さらに前はもっと安かった(はず)。 例えばこの豆、感覚的には1キロ1500円くらいのイ…
例によって今年もバレルエイジドコーヒーづくりを継続していて、ちょうど9月、樽にお酒を仕込んでひと月後くらいに生豆を投入、そして約2ヶ月ほどおいて先日焼いてみたら……どうも失敗した模様。 というのも、お酒のフレーバーも薄いし、そもそもコーヒーの味…
メキシコの豆って、じつはあんまり印象良くなくて、そもそもメキシコALくらいしか試したことがないんだけど、ちょっと良さげなのがあったのでお試し。 「メキシコ チアパス フィンカ ドンラファ デリシャス農園 ナチュラル」というシロモノ。なにしろ“デリシ…
どうも“ワイニー”という単語に弱いみたいで、そういう名前の豆を見ると、ついつい買ってしまうのだけど、先日、試しに購入した「ドミニカ バラホナ ワイニーナチュラル」がヒット。 ちなみに商品名は「バラホナ」だけど、地名としては「バラオナ」正しいっぽ…
ここのところ中国のスペシャルティーコーヒーが熱気づいているので調べていたら、なんと雲南のスペシャルティ専門店を発見。今の時代、そんなのあるのね。もうビックリ。 その名も「MOUNTAIN MOVER」というお店。なんでも中国雲南の農園とダイレクトトレード…
たまにフラっと中米の豆を試してみようかな、と思うことがあって、試してみては「ああ、なるほど」という、可もなく不可もなくという感想に落ち着くことが多いのだけど、結論からいうと今回もそんな感じ(笑)。 ただね、これはぼくがふだん好んでいるロース…
これまでなんとなく食指が動かなかった中国のコーヒーをお試し。その名も「雲南 天空農園 ナチュラル ダブルファーメンテーション」。名前が長いけど、要するに最近はやりの嫌気性発酵なコーヒー。 ポイントは・プーアル茶で有名な産地で・プーアル茶のノウ…
2022年最初のバレルエイジドコーヒーを焼いてみた。いわゆる第3弾ね。仕込みの模様はこちら。 おさらいとして、今回の豆のプロファイルはこんな感じ。 3回目 ・カルヴァトス熟成期間約2ヶ月 ・生豆投入後3ヶ月熟成 というもの 1回目・カルヴァトス樽熟成期間…
なんだかんだ言って安定感あるブラジルが好き。それこそ、焙煎をはじめたときからずっとブラジルは焼き続けていて、なかでも、ラテにするとココア感が出るショコラがお気に入りで、今ではすっかり一軍豆としてショコラが君臨している(ショコラにもいろいろ…
今さらというか、あらためてというか、ここ最近すごく感じているのが「ブレンドの難しさ」。 ブレンドの味づくりが難しいという意味ではなくて、同じ味を維持することが超難しい。 例えば、ぼくはカフェラテ用に3種の豆によるプレミックスのブレンドレシピが…
インドネシアといえばスマトラ式。これはこれでどっしりとしたコクと独特の風味が出て良いものなんだけれど、個人的にはもうちょっとライトなのが好みだったりする。 そこで……インドネシアのナチュラルをお試し。その名も「インドネシア ジャワ ティピカアス…
相変わらずコチャレに匹敵するようなエチオピアの豆を探し回っている今日この頃。 そんななか、ネットで検索していると、とある店に遭遇。 なんでもエチオピアのコーヒー豆専門という、「どうして今まで巡り会えなかったのか!」と悔やまれるコンセプトのお…
イエメンの豆ってどれもこれも高くて……と、ずっと敬遠していたけれど、比較的安価なイエメンを発見したのでお試し。その名も「イエメン モカマタリ フルーツショコラタ」。 “まるでフルーツチョコのようなモカ”というキャッチコピーを見たら、これは買っちゃ…
ちょっと前の話。1月に入ってしばらくしたとき、ようやく今年最初のバレルエイジドコーヒーの仕込みを完了。ここでいう“仕込み”というのは、樽に生豆を入れた、ということね。 今回のプロファイルはこんな感じ。 ・カルヴァトスを投入・約2ヶ月、樽で熟成 で…
生豆劣化問題に真摯に取り組むべく、今ストックしている生豆をハンドソーティングして、ぜーんぶ250gの真空パック詰めに。我ながら頑張った。 同じことを前にもやっていたものの、豆が多くなってくるとなかなか大変で「まぁいいか」ということにしていたけど…
先週、この記事にポストしたガルテンビのエチオピアを焼いてみたので、簡単に感想を。 まずは生豆から。 前にも書いたけれど、どちらもきれい。欠点豆がほぼなくて、ピックしようと思わないレベル。 香りはというと、ナチュラル特有のあの「ツン」としたにお…
昨年末のこと。ふと久しぶりにコチャレのナチュラルが無性に飲みたくなり、業者が休暇に入る前に滑り込みで注文。 到着した生豆は香りがちょっと弱い気がしたけれど、コチャレのナチュラルって、以前から買うたびに品質が変わっているくらい不安定だったので…
2021年がもうすぐ終わりという信じられない今日このごろ。早い。早すぎる。 バレルエイジドコーヒーをやりたくて去年のクリスマスに「ミニ樽」をプレゼントしてもらったけれど、それがもう1年前なんてね。 相変わらず、バレルエイジドコーヒーについては試行…
「森とコーヒー。」で買った豆「森のほとり」をお試し。 このお店のハウスブレンドにあたる豆ね。パッケージを見ても、どのあたりの豆を使っているなど詳しいことは書かれていないけれど、これはまぁ想定内。 ちなみに焙煎日はというと購入日の2日前。間違い…
久しぶりにベトナムの豆をお試し。その名も「ベトナム The Dalat フレイ農園 レッドチェリー」。しかし“フレイ”のつづりがわからないので写真内のテキストは適当。 この豆、なんでもベトナムのフレイさん一家が栽培しているレッドブルボンにこだわった豆らし…
前回報告したバレルエイジドコーヒー第2弾の失敗を受け、さっそく第3弾に向けて仕込みを開始。バレルエイジドコーヒーは完成までに時間がかかるから早めに動くのです。 当然、生豆を樽に入れるまでにはいたっていないけれど、その前段階までは完了させた。な…
今回は先週焼いたバレルエイジドコーヒー第2弾の感想を。 ひとことで言うと失敗でした(トホホ)。 お酒(今回はコニャック)のフレーバーが弱すぎて、前回のような感動がない。 ただ、全くないわけではなく、探すとアフターテイストでほんのり感じる程度。…
8月下旬にバレルエイジドコーヒーの第2弾を仕込んでから約2ヶ月。前回は3ヶ月熟成だったけれど、今回は2ヶ月での味をチェックすべく焼いてみた。 ちなみに第2弾の内容は・樽にはコニャックを投入。約2週間ほど樽に吸わせる・コニャック取り出し後、ブラジル…
最近、各地で流行の兆しを見せる嫌気性発酵なコーヒー豆。 通常のナチュラルは空気を触れながら発酵が進むのに対して、無酸素状態で発酵させることで風味を安定させることを目的とした手法が、この嫌気性発酵らしい。 というわけでエチオピアの嫌気性発酵、…
「おっ! コロンビアのナチュラルだ。珍しいな。買ってみよ」という極めて軽いノリで少量を買ってみた。 名前に“Kaizen”とあるのは、日本好きな現地輸出業者の代表がつけたネーミングのようで、実際に生豆の質を上げていこうというスローガンに基づいたもの…