とても個人的な話だけど、ついこのあいだは結婚記念日だった。
ずっと前から「結婚記念日はなにしよう?」と相談めいたことはしていても、これといった決定打がないまま時間は過ぎ、あるとき、ぼくが前から行ってみたかったディナークルーズを提案、そして即決。
で、行ってきました、マリエラのディナークルーズ。
2Fのフレンチと1Fのブッフェがあり、子連れのぼくたちは迷わずブッフェ。あちこちでブッフェを経験しているぼくたちにとって、いわゆるバイキング形式の食事にけっこう不安要素があったものの、結論からいうと、それは杞憂におわった。
出航は19時。帰航は21時すぎ。ざっと2時間強の船旅。楽しみだな〜。
レストランに通されて間もなく出港した船からは、夕焼けの博多湾が。
そして出港と同時に食事がスタート。カウンターに並べられた料理は、規模こそ控えめながらも、ひとつひとつがていねいに盛り付けてあって、これだけで期待が高まる。
具体的にどんな料理が出るかはこちらを参照のこと。
ふたりして「全部制覇しよう!」と意気込みながらも料理をとり、結婚記念日ディナーがはじまった。
結局、ポテトチップスとスープ以外、すべての料理を堪能したけれど、掛け値なしにどれも美味しい。
けっこう良いホテルのディナーブッフェのレベル。味付けも控えめで、どんどん食べられちゃう。なかでもオマール海老のオーブン焼きが美味しかったなぁ。
サーブされる料理の量がどれも多くないので、わりと早めになくなってしまうものの、すぐに新しい料理が出てくるのもありがたい。しかもこの日はお盆期間というのも影響しているのかな、お客さんがまばらだったことも幸いして、じっくりと食事を楽しめた。
食事が始まって1時間ほどすると、デザートも登場。写真に写っているもの以外にもあり、これまたどれも甘ずぎず美味しい。
もちろんコーヒーもあったけれど、それについてはノーコメントで(笑)。
で、乗船するときにもフルートの生演奏があって驚いたけれど、食事中にはピアノの生演奏があり雰囲気を盛り上げてくれた。
先にも書いたように、お客さんが少なかった関係で、子供たちに大サービス。
ちなみに、この日、食事をしていた子供はうちの子以外にもうひとりの計ふたりということもあって、わざわざ曲のリクエストを聞きにきてくれて、さらには一緒に歌ってくれた。
歌ったのは「パプリカ」。しかもフルコーラス。
ピアノのおねえさん「1番以外、歌詞があやふやだから助けてね」と、うちのお子様大ハッスル(笑)。
ぼくたちの結婚記念日だけれど、子供にとっても良い思い出になった模様。
食事が終わったら3Fのラウンジへ。
潮風が心地良くて、もっと早く上がってくればよかったと思うほど。
今度はこのラウンジでゆっくりしたいところだけれど、どっちにしても21時すぎには帰航してしまうので、やっぱり2時間程度しかいられない模様。うーん、残念。
ともあれ、ぼくも奥様もこのマリエラのディナークルーズには大変満足。毎年の結婚記念日の恒例行事にするかもしれない、それくらい良かった。