先日、昨年の春に引き続き、二度目の湯布院に行ってきた。
行きは、なんとあの観光列車“ゆふいんの森号”。秋の連休ということもあり、1ヶ月くらい前に予約したときすでに空席はまばらで、9時24分博多発の朝イチの便“ゆふいんの森号1号”になってしまった。人気だなぁ。
ちなみに博多から湯布院まで、大人2人と子供1人でお値段10,020円也。
やっぱり福岡にきたからには、一度は乗ってみないとね。
というわけで、期待に胸を膨らませて乗車してみて感じたことは以下の6つ。
- 内装がちょっと豪華で車窓からの眺めは良い
- とはいえ、乗ってみると意外と普通
- 観光スポットに差し掛かると、スローダウンしてくれて説明してくれるサービスは○
- ブッフェ(売店)が混みすぎで、お弁当を予約していたが受け取るまでに時間がかかるのは×
- ゆふいんの森1号は、売店の待機列が2号車まで伸びるので、2号車に乗ると落ち着かなさそう
- でもお弁当は美味しい
というわけで、2時間あまりで湯布院に到着したぼくたち。現地はあいにくの小雨。
とりあえず雨宿りがてら、お土産屋をハシゴしながらアップルパイを食べに「ティールームニコル」を目指すことに。前回行って大変気に入ったお店。
行くと、さすがは人気店、すでに結構な人が。
店内は、前回利用したバーエリアか、表のテラスしか空いていないということだったので、テラスを選択。ちょっと寒いけれど、薄暗いよりいいか。テラスは天気が良ければ最高なんだけどな。
注文したのはもちろんアップルパイとコーヒーのセット。
アップルパイは相変わらずウマい。
甘さ控えめで、りんごの酸味がちゃんとある。しかも、生地が薄くて切りやすいから食べやすいんだよね。
コーヒーは……まぁ普通のブレンドという感じ。
ちょっぴり肌寒いテラスでアップルパイを堪能したぼくたちは、金鱗湖方面へ歩きはじめ、前回も行った「フローラルヴィレッジ」へ。
サクッと見てまわるつもりだったけれど、ふと目に入ったのが、猫カフェ(笑)。
「雨降ってるし、ココ入ろうよ」と、急遽、「Gallery Alice's Tearoom チェシャ猫の森」入ることに。
この猫カフェ、ネコのスタッフが全員ベンガルという素晴らしい店(じつはベンガル好き)。
基本、寝ているスタッフが多かったのがちょっとだけ残念だったものの、ベンガルをいじりまくって大満足。
外は霧雨。
テクテクと川沿いを歩いて今日の宿にチェックインすることに。
今回利用したのが「ただいま-Tadaima」という宿。この宿、チェックイン時間が16時〜ということでちょっと遅め。結局、30分くらい早く到着してしまったものの、すんなりチェックインさせてくれた。
そしてココのオーナーさんが、とにかくフレンドリーで、サービスも最高で、居心地も最高。
大広間にはさまざまなボードゲームやテレビゲーム(PS3とPS4、ファミコンミニ、ジョイスティックなど)もあり、「自由に遊んでいいですよ〜」とオーナーさん。しかも飲み放題のジュースや大量の漫画などもあり、最高じゃないかと。
でも1泊2日だと時間なくて結局利用しなかったんだけどね……。
チェックインしたぼくたちは、夕食を食べに外出。
この宿は基本的に食事はなく(朝食だけある)、夕食はどこかに食べに行くスタイル。ぼくたちはあらかじめ予約しておいた「湯ノ岳庵」に向かう。
この「湯の岳庵」は湯布院のなかでも老舗旅館のひとつ「亀の井別荘」のなかにある和食レストラン。そこに泊まれば楽なんだけれど、泊まるとなると、なかなかのお値段なのでまたいつか。
注文したのは、ココのオススメとされる「山飯コース」。お子様セット的なのがあったので、お子様はそれ(笑)。
コースは全8品。
基本的に素材の味が活かされた薄味で、とても美味しくいただきました。なかでも気に入ったのが以下の4つ。
- ピーナッツ豆腐(正式名称は失念)
「ピーナッツと豆腐ぅ〜?」と、最初はちょっと不安だったものの、食べてみたらビックリ。 モチっとした食感で、たしかにピーナッツの味がする。意外にというか、かなり美味しく、売店に売っているかどうかあとで確かめたくらい。
- ローストビーフ(正式名称は失念)
「ここにきてローストビーフぅ〜?」と、よくあるコースのパターンに心配になるも、これが絶品。まったくパサついていなくて、かつ柔らかく、とても上品な味に大満足したのでした。
- 栗の天ぷら
「栗の天ぷらだとぉ〜?」と、はじめての素材におどろくも、これがまた美味しい。でも、当たり前だけれど、食べてみると栗は栗でした。意外と天ぷらにできるもんなんだね。
- 特製プリン
デザートのプリンがまた美味しい。とてもクリーミーで、甘いんだけれど、甘過ぎないところがまたいい。カラメルもほろ苦くて、例えるなら「侍プリン」みたいな感じ。
お腹いっぱいで大満足したぼくたちは、夜の湯布院をてくてくと歩いて宿へと向かった。
それにしても、湯布院の街は18時以降は暗闇……。街灯も少なく、しかも人もほとんどいないから、かなり寂しい、というか恐い。
宿に帰って、ゆっくりと温泉に浸かって、この日は早々に就寝したのでした。
DAY2へつづく。