先日、PLayStation Storeで体験版のラインナップをぼんやり見ていたら『Coffee Talk(コーヒートーク)』というコーヒーがらみのゲームを発見。早速、ダウンロードしてみた。
80年代〜90年代初頭を彷彿させる粗めのドット絵で展開されるノベルゲームで、プレイヤーはシアトルにある「Coffee Talk」というカフェの店長となり、そこに訪れる客のストーリーを聞きながらオーダーに沿ったドリンクを提供していくという、最近では珍しい“まったりゲー”。
開発のインドネシアのToge Productions。
ノベルゲームなので、基本は「読む」だけなんだけれど、オーダーが発生するとメイクパート(勝手に命名)となり、オーダーに合わせて3つの材料を選んでドリンクを作成する“ゲーム”になる。
最初は使える材料が少ないものの、ストーリーを進めていくにつれて提供できるドリンクのバリエーションも増えていき、ラテアートも描けるようになる。このラテアートが激ムズなんだけどね。
ドリンクの出来不出来で客のリアクションやストーリーが変わるのかは体験版では確認できなかったけれど、つくっているだけでコーヒー好きとしては楽しい。
多様な登場人物と、それぞれの人生模様が描かれたストーリー、リアルとファンタジーが入り交じる味のある世界観、シンプルなゲームシステム、3周くらいまわって新鮮に映るドット絵のグラフィック、オシャレで落ち着いたBGM——。
インディーズ感満載ではあるけれど、体験版で久しぶりに「もうちょっとやってみたい」と感じたゲームでした。
ちなみに発売は1月30日予定で、ダウンロード版だとお値段1600円と格安!
こういうのこそスマホでいいんじゃないかとも思うけれど、コンソールで出してくれるだけでも有り難いのかな。