
注文していた3代目焙煎機「Kaldi Fortis」が到着〜。
注文して約2週間で着弾。もうちょっとかかる予定だったけれど、最速の予定日よりも3日早い到着となりました。これはうれしいね。
というわけで、開封の模様を写真で簡単にレポート。

↑「Kaldi Fortis」のパッケージサイズは550mm(W)、330mm(D)、460mm(H)で、まずまずの大きさ。箱を開けると、上部にセンサーと小物が入った小さな段ボールがあり、その下に焙煎機本体がパッキングされている。発泡スチロールは、小さな粉が出やすいタイプ。
まずは本体から。

↑鋳物の排出口とレバー、そしてテストスプーンと、焙煎機らしい面構えが素敵。下の木のノブはチャフトレイ。ちなみにチャフトレイだけでなく、各種レバーは取り外された状態でパッキングされている。

↑個人的にはテストスプーンで、逐一、豆の様子を確認できるのが嬉しい。小窓もあるしね。

↑ホッパー下にはスライド式の扉(ホッパーゲート)があり、任意のタイミングで一気に豆をシリンダーに送り込むことができる。ちなみにホッパーそのものは簡単に取り外し可能。

↑ホッパー下部にはチャフコレクターと接続するダクトがある。

↑温度を計測するセンサーは、シリンダー内の豆温度と排気温度用に2ヵ所にセッティングされてい
る。センサーケーブルを二重構造になっているシリンダーカバーのなかに通すあたりに、こだわりを感じるけれど、ネットではボディ外側にケーブルむき出しの写真もチラホラ見るので、もしかすると、この処理は最近のロットからなのかも。

↑本体後部には電源スイッチとロガーユニットを入れるスペースが用意されている。モーター用に冷却ファンが装備されているのもポイント高し。

↑この本体下のレバーはなにかというと……。

↑直火タイプ特有の装備(?)であるメッシュプレート。要するにバーナーからの炎を一度ここに当ててからシリンダーへ熱を送る、という方法をとっているみたい。アウベルにあった赤外線ネットみたいなものかな。なくてもいいような気がしないでもないけれど、とりあえずは「アリ」で使ってみるつもり。

↑本体裏からみるとこんな感じ。メッシュプレートの奥にシリンダーが見える。

↑今となってはつくっているメーカーが少ない直火シリンダー。なぜ直火かというと、ぼく自身が深煎り(フルシティくらい)が最も好きだから。中煎り、浅煎りが好きだったら半熱風にしただろうなぁ。

↑付属品&小物いろいろ。ご丁寧に軍手まで入っていた(笑)。欠品はないものの、日本語で書かれたマニュアル(のプリント)がかすれていてまともに読めない……。まぁいいか。ちなみにマニュアルは英語版と日本語版が同梱されていた。

↑これがロガー。PCとは専用のケーブルでUSB接続できる。ソフトインストールしなきゃ……。
続いてチャフコレクター&クーラー。

↑これがチャフコレクター&クーラー。焙煎機本体と接続することで焙煎機内の空気の流量をコントロールできるうえに、焙煎後の豆をクーリングできる。

↑豆冷却用のトレーを外すとメッシュの奥にシロッコファンが見える。焙煎中はこのトレーを外した状態で使用し、クーラーとして使うときのみトレーを使用すると予想。

↑本体正面に電源スイッチとファンコントローラーのツマミ。ちなみにネットではキャスターつきの足になっているけれど、実際はキャスターなし。

↑ダクト部分。本体上部から吸い込んだ空気がここから排出される。

↑チャフコレクター&クーラーの付属品。ダクトホースがついたフタと、煙排出用のダクトホースほかもろもろが入っている。ちなみにACアダプターはFortisと同一のものが入っていた。もちろん日本向けの変換プラグも同梱。
……で、実際に手にしたFortisをよく観察してみると(まだ使っていないので)、モノとしてはとてもよくできている印象。つくりがしっかりしているし、ネットでは精度の悪さを指摘する書き込みも見たけれど、個人的に気になるところはとくになし。
唯一、本体上面にガッツリとキズがついていたのが残念ではあるけれど、そのへんは気にしない方向で。最悪、塗り直せばいいしね。
むしろ、上でも触れたように軍手が同梱されていたり、分解用の工具が入っていたりと、かなり気配りされているのがわかる。これが20万以下で買えてしまうのだからコスパ高いよなぁ。日本の企業がつくったら、値段、倍くらいになっちゃうよ、きっと。
というわけで、これからガンガン使っていこうと思っているわけだけれど、その前にやらなきゃいけないことが……。その話は次回。
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