「ん? 四角い焙煎機だ。家庭用かな?」と、見たことがない新しい焙煎機を発見。
KAMELというブランドの、そのまんま“Cube Roaster”というモデルらしい。そして韓国製のよう。いやー、ぼくもKaldiの韓国製焙煎機使っているけれど、韓国って、この手の小型焙煎機の研究開発に熱心で、ホントありがたい。
日本は小型焙煎機の市場がほぼ終わってるから(泣)。
さてこのCube Roaster、ざっくり以下のような特徴があるみたい。
・焙煎機、冷却器、サイクロン、すべてセットになっている
・カセットコンロ使用が前提のデザイン
・TypeAとTypeBがあり、TypeAはお好みのガスバーナーを使用、TypeBはオプション設定の「KOVEA XON」という韓国製カセットコンロが付属
・容量は330〜400g。最大で500g
・半熱風シリンダー(直火はない)
・Artisanが使える
というわけで、なかなかツボをおさえたつくり。Kaldi Fortisよりも少し小さめなのかな。
お値段、約2300ドルとKaldiに比べると割高感はあるけれど、Kaldiだと機能的にこのセットに相当するから、価格設定は相応と考えてもいいのかも。
なによりサイクロン(ブロワー)とクーラーが別々になっているのが良いね。
ちなみにこのKAMELというブランド、焙煎機でも手回しタイプの“RTX(Roasting Train eXpress)”なんかもあったり、グラインダーやドリッパー、抽出時に役立つ小物などなど幅広くラインナップされていて、コーヒー愛が伝わってくる。こういうブランド良いよなー。
KAMEL、これからも要注目です。