ブラジルのアロマショコラを3kgもお買い上げ。一度に同じ豆を3kgも注文するなんて初めて。だいたいいつも1kgずつだから。
ブラジルの豆は、個人的にカフェラテには欠かせない存在。だから、今まであれこれ試して、つい先日までしばらくはブラジル ハニーを使っていた。ブラジル ハニーは甘みとコクたっぷり、おまけにクレマたっぷり&エスプレッソの粘度が素晴らしくて、これだけでラテを淹れても満足できるほど好みの豆なんだけれど、フルシティくらいまで焼くと、どうも香りがあんまり良くない……。香ばしいんだけれど、なんとなくごま油っぽい香りというか。もっとも、これは焙煎に問題があるんだろうな、きっと。
焙煎の未熟さを棚に上げて、試しにアロマショコラとトミオフクダのブルボンを買ってみたら、アロマショコラが予想以上に好みだったということで、一気に3kgお買い上げ。ブラジルハニーのかわりに、しばらく使ってみるつもり。ちなみに最初によく買っていたブラジルはプレミアムショコラだったから、まぁ系統が同じといえば同じかな。
そこで、前々から気になっていたのが「ショコラの謎」。
というのも、ブラジルの豆を調べていくと「ショコラ」と名のついた商品の多さに気づく。
- プレミアムショコラ by US FOODS
- ハニーショコラ by ワイルドコーヒー
- アロマショコラ by WorldBeansShop
- ショコラ ナチュラル by 早川コーヒー、生豆本舗
- ショコラ パルプドナチュラル by 早川コーヒー、生豆本舗
と、こんな具合。ほかにもあるかもしれないけれど。最後のふたつは精製方法の違いだから、まぁ、わかりやすいかな。
しかもそれらすべては「サントアントニオエステートコーヒー生産者組合に所属する20農園が生産するロットからブレンド」と、ほぼ同じ文言が書かれている。つまり出所が同じでコンセプトも同じ、ということは全部同じ商品なの? という疑問が。いやいや、全部買ったことあるけれど、到底同じには思えない。微妙に違う。
そこで、某店に聞いてみた。「なにが違うんですか?」と。回答をかいつまむと、こういうことらしい。
ネーミングは生豆商社が独自に行っている
各社で配合が微妙に違うので、味も変わる
なるほど。あのネーミングの微妙な一貫性のなさは、そういうことだったのね。
ここまできたら、どういう配合なのかを知りたいところだけど、それはさすがに難しいので、好みで選ぶしかなさそう。ともあれ、少しだけれど「ショコラの謎」が解けたので良しとしよう。