写真のドリップスタンドを持っている(あえて使っているとは言わない)。1〜2杯用のドリッパーがふたつ使えるタイプ。
そもそもなぜ欲しかったかというと「一度使ってみたい」という理由のみ……。だけれど、薄々は気づいていた。じつはそんなに便利じゃないんじゃないかって。そして、その予感は見事に的中してしまう。
「カップを引き抜いたら、コーヒーが下に垂れるよね。当たり前だけど」という。
そこで、どう使うのが正解なのかを考えてみる。
1:垂れることを前提にカップを引き抜く
2:ドリッパーをシンクやトレイに移動させる
3:スタンドごとシンクなどに移動させる
4:カップを引き抜き、代わりにトレイを入れる
2が正解なのかなと思いつつも、それだとドリップスタンドを使うメリットがあまりないし、もっと言うと、答えがどれだとしてもカップやサーバーにドリッパー直乗せのほうがスマートかつ楽なんじゃないか、と。
ちょっと高価なドリップスタンドだと、下にドリップトレイがついている。つまり、その場合はおそらくはカップを引き抜くのが正しい使用法なのだろう。だとしたら、ぼくが持っているようなタイプはなんなのか……。
次に、ドリップスタンドを使う理由を考えてみる。
1:なんだか格好良いから
2:スケールを下に置いて純粋にカップのなかのコーヒーの量を計量したいから
3:ドリッパー直乗せだと抽出液の量を目視しづらいから
というあたりなのかな。きっと。おそらく。
でもなあ、スタンドの大きさ(けっこうかさばる)を考えたら、やっぱりこのサイズのスタンドは家では不要なんじゃないだろうか? と思ってしまう。しかも1〜2杯ドリッパー専用であればおさら。
そんなわけで、このドリップスタンド、だいぶ前に買ったはいいけれど、その真価ががわからず今に至る……。
もちろん、普段はドリッパー直乗せ。