サンタモニカのコーヒーショップ巡り第3弾。
ホテルがあるマリナ・デル・レイからサンタモニカ周辺のコーヒーショップを、仕事の合間をみて巡った一週間。
じつはサンタモニカの有名どころのカフェとして「Urth Caffe」というオーガニック系の店があり、せっかくだからと店の前行ってみたものの、土曜日ということもあり店内が激混みで、あえなく玉砕……というわけで、それ以外のコーヒーショップ情報を。
■Peet's Coffee & Tea(ピーツコーヒー)
ホテルから歩いて5分くらいのところに「ピーツコーヒー」があることを知り、久しぶりに行ってみた。
久しぶり、というのも、じつは今は撤退してしまったものの以前は日本にも出店していて、神田小川町店にはよく行っていた。深煎りのコーヒーがメインで、カフェラテ用途に豆も何度か買ったことがある。
豆がズラーっとカウンターに並んでいて、店員さんに好みやらオススメを聞くと、いろいろな銘柄を提案してくれて、とても為になるお店だった。その後、ソコは「ブレンズコーヒー」になって、今はその「ブレンズ」も閉店している模様。うーん。
そんなピーツの思い出話はさておき、マリナ・デル・レイのお店はどうなのかというと、良くも悪くも普通のコーヒーチェーンな感じ。まあ、もともと「ピーツ」は空港などにも入っているくらいのチェーン店だから、これが本来の姿なのかも。
いつものようにカフェラテを注文。見た目はご愛敬。
深煎りメインの店なので、ラテの味はもちろん苦味寄り。コクもたっぷりだけれど、豆が深煎りすぎるのかミルクのせいなのか、甘みはあまり感じられなかった。どっしりとしたラテが好きな人には良いけれど、ぼくの好みとは少し違うかなぁ。
ただ、この苦めのラテこそが「ピーツらしい味」なのは間違いなく、当時を思い出す味だったのは事実。懐かしいなぁ。
そして、もう一軒がこちら。
■Espress Cielo(エスプレッソ・シエロ)
サンタモニカに2軒あるエスプレッソ系メインのコーヒーショップ。なにしろ店名に「Espresso」と入っているからね。
ぼくが行ったのは、ベニスからサンタモニカに伸びるメイン・ストリート沿いの「Main Street店」。朝7時からやっているのがうれしい。
残念ながら外装工事真っ最中で、お店の外観が残念な感じだったけれど、店内はイタリア系のカフェのような心地よい雰囲気で、朝にもかかわらずお客さんがけっこう来店していた。
頼んだのはカフェラテと朝食がてらクロワッサン。
ブルーのきれいなカップで提供されたラテは、少し苦味よりだけれど、酸味も感じられる味。雑味がないクリアな味だけれど、言い替えると、なんというかミルクの甘みと、奥行きに少々物足りなさ残った。これはきっとミルクのせいかな。低脂肪乳を使うとこんな感じになりそう、という味。真意は定かでないけれど。
で、クロワッサン。
ぼくはパンのなかでクロワッサンがいちばん好きなので、ここのクロワッサンも期待していたけれど……うーん、温めてもらえば良かったと後悔。焼き上がってからそこそこ時間が経っていそうな食感だった。生地は美味しかったので、焼きたてだったらなぁ。
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というわけで、サンタモニカ界隈でコーヒーショップを巡るも、なかなか「おお! この味は!」というお店に巡り会えないワタクシ。ハードルが高すぎるのかな。
サンタモニカ番外編じゃないけれど、なかでも「おお!?」と思ったのがこちらのお店。
■VENICE RAMEN(ベニスラーメン)
「ベニスラーメン」というラーメン屋(笑)。
ホテルからベニスビーチに向かう途中でたまたま見つけたお店なのだけど、入ってみたら当たり。
なんでも東京で「らーめん英」という店を営んでいた店主がベニスでオープンさせたのがこの「ベニスラーメン」なんだとか。
醤油とんこつとジャンボ餃子を注文したけれど、もう本当に日本の味。このクオリティのラーメンがアメリカで食べられるとは思っていなかったのでかなり驚いた。
店員さんも基本的に日本人の方だったので注文は日本語でOKなのも嬉しい。ジャンボ餃子は写真がないけれど、これが確かにジャンボで、ラーメンと一緒に食べるとかなりの量になるので要注意。