コーヒーには直接関係ないものの、美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりと楽しみたいのが、映画ですよ。
ぼくはあまり映画館には行かないけれど(好きな体勢で観られないから)、家で観るのは大好き。
で、うちはおととしテレビをBRAVIA X9500Hにアップデートして、はじめてのAndroidTVに浮かれていたものの、使っているといろいろ気になってきた。具体的には……
・OSの安定性に欠ける(挙動がたまにおかしくなって強制再起動)
・操作性がお世辞にも良いとはいえない(とくに文字入力)
・ホーム画面など、音声が出力されないときにホワイトノイズが出ることがある(サポートに相談したものの未解決)
・AndroidTV向けのアプリ対応が遅い
みたいなところ。
で、もう、なんだか面倒くさくなったので、前みたいにApple TVがいいなと思い、2022年秋にリリースされた「Apple TV 4K 2022」を導入。
あ、とはいえApple TV再導入の決め手になったのは、新たに入会した「ディズニープラス」のテレビ側のアプリがDolby Atmos(ドルビーアトモス)未対応だったから。調べてみたら、BRAVIAに限らずAndroidTV向けアプリは今のところそうらしい(Apple TV版はバッチリ対応)。
せっかくAtmosの環境があって「ディズニープラス」は対応作品が多いのに、これが使えないんじゃ残念すぎるな、と。
そんなわけで、久しぶりのApple TV。前に使っていたモデルは4Kが映らないから最新版を買う必要があったものの、やっぱり操作性は良いし、安定性も高くて大満足。
ちなみに、Apple TVでなにができるのかピンときていない人もいそうなので、ざっくり説明しておくと、こんな感じ。
・テレビで「NETFLIX」などのVOD(ビデオオンデマンド)を利用できる
・しかも高音質、高画質
・ゲームができる(Dualshock4やらDualSenseが使える)
・アプリを使ってさまざまな動画、画像データ等を再生できる
・MacやiPhone等のApple製デバイスからAirPlayで映像や音楽などをストリーミング、ミラーリングできる
などなど。
上記のことはAndroidTVだったり、AmazonのFire TV Stickでも概ね同じことができるけれど、操作性の良さと安定性、あとはApple製品との親和性の高さが、わざわざApple TVを使う最大のメリットかなと。
ついでに「アップルミュージック」が3ヶ月お試しできたので登録して使ってみたけれど、これ、いいね。「Spotify」をずっと使っていたけれど、個人的にはアップルミュージックのほうがUIを含めて好きかも。
とくに! Atmosを使った“空間オーディオ(いわゆる立体音響)”によるコンテンツが多いのですよ、アップルミュージックって。そして一度、空間オーディオに慣れてしまうと、そうではないコンテンツが途端に物足りなくなっちゃう。これは弊害かもしれないな。
……と、久しぶりのApple TVを満喫しているけれど、NAS上のAtmosデモムービーをAtmosで再生できないとか(なぜか対応アプリがない。VLCでもダメ。こればかりはBRAVIAのメディアプレーヤー頼み)、思わぬ歯がゆさを味わっているけれど、おおむね満足。
で、コーヒーを飲みながら観たい映画もたくさんありすぎて困っている昨今。
取り急ぎ『ドライブ・マイ・カー』をずっと観たいと思っているものの(アマプラだけど)、3時間もある……サーモスにコーヒー淹れて観よっかな。