表題どおりなんだけれど、スペシャルティコーヒーのサブスクリプションサービス「TYPICA Club」を解約した。サービス開始から契約して1年経って、そろそろいいかな、と。
解約するとき、その理由をチェックボックスで選ぶところがあるんだけれど「好みの豆が届かない」にチェック(笑)。
前々から書いていたけれど、届く豆が、ことごとく浅煎りなのよね。
この傾向が1年とおして変わらなかったから、文字どおり、好みの豆が届かない、ってことで。
毎月100g届くプランだったけれど、それを消費しきれないんだもの(笑)。どんどん溜まっていって、最近は一度も飲まないこともあったり(開封はするも、豆色を見てそっと閉じたり)。
前も書いたように、うちは家族みな浅煎りのコーヒーが好みじゃないからなんだけれど、そう考えると、豆もお金も、ちょっともったいなくて(ロースターさんにも申し訳ないし)。
ミディアムとかハイとか、そのへんの焙煎が好きならいいけれど……せめてシティくらいだったらなー(ちなみに普段うちで飲んでいるコーヒーは2ハゼ30秒くらいのフルシティ)。
ダブル焙煎しちゃおうかと考えたこともあったけれど、わざわざ100gを焼くのも手間だしで、結局やらずじまい。
というわけで「TYPICA Club」、浅煎り好きな人にはおすすめだけれど、そうでもない人にとっては微妙かもしれないという結論となりました。1年をとおして、焙煎度に変化があったらまだ良かったんだけどね。
とはいえ、不満ばかり言っているだけでは進歩がないので、あるとき思った。
「浅煎りを美味しく飲めないのは、もしかすると淹れ方に問題があるのかも!?」と。
で、そんな仮説を立て、浅煎り向きのドリップレシピをいろいろと試してみた。せっかく普段からコーヒースケール使っているわけだし。
浅煎りだからって、普通のドリップレシピとは大きく変わらないんだけど、いろいろと試した結果、なかには「美味しい(悪くない)」と感じるときもあったものの、やはり日常的に飲みたいとは思えず、結局のところ、ぼくらがコーヒーに求めているものとは違うという結論にいたった次第。
好みの違いなんだから、そこは仕方ないね。
焙煎度というか焙煎の深さって、コーヒーの好みを語るうえでに最も最初にくるところで、それに比べると産地や品種の違いなどは些細な差でしかない、ということを再確認した感じ。
そこでホラ、前から言ってる生豆のサブスク、やってくれないかなー。