たまにはアジア方面の豆を……というわけで「ベトナム ラダー農園 ウォッシュ」をお試し。
このあたりの地域ってカティモールの栽培が多いけれど、この豆も例によってカティモール。
さて、いつものように2ハゼ30秒くらいのフルシティまで焙煎して、翌日、いざ試飲。
なんの情報も与えずに奥様にカフェラテを飲ませてみたところ「美味しい! ブラジル?」という反応。ちなみに奥様は酸味がなくて、コクがありつつも飲みやすいブラジルが好き。
「残念、ベトナムでした〜」というと、「へぇ〜ベトナムやるじゃん」と、なぜか上から目線(笑)。
たしかに飲んでみると、ホント、クセがない。それでいてコクが豊かでミルクの甘さも引き立っていて、ビターチョコレート感がある。悪く言えば無難だけれど、よく言えば万人受けする味。
ああ、たしかにブラジルと間違えるのもわかるわー。
ウォッシュドだからか後味もクリアで、ほんと、キレイな味。このクリアさはドリップにするとなお際立って、ガブガブ飲めちゃう。
なんというか、スペシャルティみたいに気取っていない「これぞコーヒー!」的な、安心する味なのでした。
もちろん、このままでも十分に美味しいけれど、ブレンドベースにしても良いかなと。最近、アジアの豆のレベルが上がっていて、おもしろいね。