9月に購入したものの、すっかり焼き忘れてワインセラーに眠っていた「ミャンマー ガペ村 ホーンビルコーヒー ハニー」を焼いてみた。
ミャンマーというか、東南アジアの豆って、大きな特徴こそないけれど、奇をてらわないコーヒーらしいコーヒーが楽しめるという意味で、意外と好き。
ちなみにこの豆は、カツアイ、カツーラ、カティモールのブレンドで、レッドハニー精製。
いつものように2ハゼ超くらいまで焼いて、翌日カフェラテに。
エスプレッソの粘度は上々で、カップにへばりつくようなトロみが良い感じ。経験上、こういうエスプレッソでつくったカフェラテはハズれがないのよね。
案の定、まず最初に感じたのが豊かなコクと甘み。しっかりとしたボディと苦すぎない苦味、そしてミルクと渾然一体となった甘みが、じつに心地良い。
ザ・正統派カフェラテ、というような王道の味。
とくに、このボディ感が良くて、飲んだときの満足感を押し上げてくれている印象。
ドリップにしてみてもこの傾向は変わらず、ほどよい苦味とわりとどっしりとしたボディ、そして甘みが強く感じられつつも後味はわりとスッキリ。
そもそも2ハゼまで焼いているので、酸がどうのこうのというコーヒーではないけれど、品質の高さを感じられるコーヒーという感じ。味の系統はオーソドックスだけれど、だからこそこういうコーヒーが好きな人は多そう。
というわけで、やっぱり東南アジアの豆って好きかも、を再確認したのでした。