2022年最初のバレルエイジドコーヒーを焼いてみた。いわゆる第3弾ね。仕込みの模様はこちら。
おさらいとして、今回の豆のプロファイルはこんな感じ。
3回目
・カルヴァトス熟成期間約2ヶ月
・生豆投入後3ヶ月熟成
というもの
1回目
・カルヴァトス樽熟成期間4ヶ月
・生豆投入後3ヶ月熟成
2回目
・コニャック樽熟成期間2週間
・生豆投入後2ヶ月熟成
あと前回との違いは、より強い風味を出すべく、樽の準備段階で水を入れずに、いきなりお酒を入れたこと。
さあ、結果やいかに!?
樽から出した豆は、例によって少し白っぽくなっていた。このへんの変化はこれまで同様。
生豆からは当然お酒のフレーバーがするものの、意外とそこまで強くない。前回までと同じくらいな印象。もしかするとこのあたり、樽に水を入れても入れなくても、あまり変わらないのかもしれない。
こいつをいつものように2ハゼ30秒くらいのフルシティまで焙煎。
残念ながら焼いたあとの豆の写真を撮り忘れていたけれど、焼いたあとの豆の香りも、そこまで強烈ではなく、これまた前回までと同じくらい。香りについては、やっぱり猿田彦で買ったバレルエイジドのほうがだいぶ強い気がする(強ければ良いってものではないと思うけどね)。
さっそくカフェラテにしてみた。
おおおー。
予想に反して!? 今までのバレルエイジドと変わらない気が……(笑)。
しっかりとお酒のフレーバーが感じられるうえに、カフェラテらしさもちゃんと残っていて良いバランス。
2回目よりも初回の出来に近いかな(これは良いこと)。
上出来というか、美味しいけれど、予想していたほどの変化がなかったのが意外。
3回目にしてわかったことと言えば
・樽に一度、水を吸わせてもフレーバーの強さは変わらない
・生豆を樽に入れたら3ヶ月くらい放置した方が良さそう
・コニャックよりもカルヴァトスのほうが美味しい気がする
ということかな。
ちなみにドリップ(アイス)でも飲んでみたけれど、こちらはよりしっかりとお酒のニュアンスが感じられることに加えて、スッキリしていてかなり美味しい。まぁ好みもありそうだけれど。
アフォガートしたら、さらにカルヴァトスの風味が際立ってさらに美味。まさに至高の味。
アイスカフェラテでの奥様の反応はというと「これ、まさかエチオピア?」とエチオピアと勘違いするも、バレルエイジドであることを伝えると、「言われてみればたしかに」という反応。
初回ほどの大絶賛とはいかないまでも「美味しい!」いただきました。だけれど、やっぱり初回ほどの大絶賛とはいかないので、やっぱりなにかが足りないんだろうなぁ。
初回との違いはというと、カルヴァトスを樽に入れてからの熟成期間が1ヶ月ほど短いことなんだけど、本当にその差がこの違いに影響しているのかというと、ちょっと自信がない。うーん。
ただ、樽に入れるお酒の種類によって、味にそれなりの違いが出ることも再確認。これまでカルヴァトスとコニャックで試したけど、ウチでは少なくともカルヴァトスのほうが好みかも(もっとも、熟成期間が異なるから一概には言えないけど)。
次回は、初心に戻って樽の準備段階で水を使うことと、もっとお手頃なお酒で試してみようかな。