nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

今の日本の最新プラネタリウムはどんなモノなのか!? 〜福岡市科学館〜

不覚にも先週焼いたコーヒー豆がなくなってしまい、昨日と今日は家でコーヒーを飲まない一日を過ごすことになったのだけれど、カフェラテもアイスコーヒーも飲まない日は、やっぱり調子狂っちゃうね。

 

今日はコーヒー関係ない話。

 

長い夏休み最後のイベントとして、子どもを連れて「福岡市科学館」へ出かけてきた。ハイ、お疲れさまです。

 

「福岡市科学館」は名前から想像つくけれど、子ども向けに、科学とか宇宙とか自然とか、そういうのを体験しながら楽しめる施設。小学5年生のウチの子は学校の授業で一度訪れたことがあるのだけれど、それでも「もう1回行きたい」ということで再訪。

 

せっかく行くんだから……と、ぼくの希望でドームシアターのプラネタリウムを観ることに(一応、この科学館の目玉のひとつ)。

 

去年の夏、LAのグリフィス天文台でドームシアター型のプラネタリウムを初体験して、いたく感動したこともあって、日本でもドームシアターを体験してみたかったんだよね。

 

……ところが演目を見るとキッズ向けの施設としての洗礼か、『ちびまる子ちゃん』とかいうワードが目に入る(笑)。いやいやいや、ココで“まる子”は違うだろ、と、なかでもキッズ色が薄いと予想される「COSMOS ODYSSEY - 宇宙を見つめる探求の旅 -」を選択。

 

時間までいろいろな展示を見て(子ども的にはコレがメイン)、いざプラネタリウムへ。

 

ドームシアターはグリフィス天文台ほどではないものの、それなりに巨大で、ちょっとテンションが上がる。

 

開演前なら写真撮っていいよってことだったので、撮ったのが最初の写真。

 

そして、始まった。

 

……しかし、予想に反して始まったのは係員のお姉さんによる「ハイ、これが夏の大三角です」みたいな解説。

 

やばい。最新式のドームシアターなのに、やってることが昭和と変わらない……眠くなりそう(失礼)みたいなことを思いながら聴く(笑)。

 

と、眠気に耐えていたら、ようやく本番の演目がスタート。あとからよくプログラムを見たら、最初の15分は夜空の解説パート、その後30分ほど本番上映になるみたい。

 

星座の解説いる? 夏休みだからなのか、キッズ向け施設だからなのか。

 

さあ、そして本番ですよ。

 

これがね、多くは語らないけれど、途中で何度も寝落ちそうになりました(泣)。

 

ひとことで言うと、「これ、ドームシアターで観る必要ある?」というのが最初に思った感想。

 

対象年齢とかそういうの抜きにして、グリフィス天文台のプラネタリウムと単純比較すると、映像コンテンツとしての完成度の次元が違いすぎる。あくまでエンタメとしてね。グリフィスのプラネタリウムを大絶賛していたいウチの子どもも、今回は「眠くなった」と言っていたくらいだから。

 

コンテンツとしての「COSMOS ODYSSEY - 宇宙を見つめる探求の旅 -」の敗北なのか、それとも日本のドームシアターとしての敗北なのかはわからないけれど。もしかすると、違う演目だったらまた印象は違っていたかもしれないけれど、少なくとも今回観た演目は期待値を大きく下回るもので、いろいろな意味で物足りなさが残った。

 

ちなみに、ウチに限らず観ていた子どもの大半は寝ていたので、映像が子ども向けだから、というのは理由にならないかなと。なんだかんだいって退屈だった、というのが大きい気がするから。

 

そういう意味でも、グリフィス天文台のプラネタリウムは、やっぱりすごかったんだ、ということを再認識。プラネタリウムが好きな人は、それを目的にわざわざLAまで行く価値があるとすら思う。あー、また行きたいなー。

 

さあ、来週分の豆を焼こっと。

 

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