以前購入して大変気に入ったコンゴ キブ3。キブ3っていうのはSHBやらSHGみたいなグレード名みたいなので具体的に書いておくと「コンゴ ペイザンヌ キブ3」という豆ね。
コンゴがお気に入りの豆のひとつになり、そろそろまたリピートしたいな……と思ったら売り切れ。これもマイナー豆の宿命か。
そこでコンゴの豆を探すなかで、ヒットして購入可能だったのが、今回買った「コンゴ ミノヴァ」。これもキブ3なので、グレードは同等。ただ、同じコンゴでも、以前買った「ペイザンヌ」は北キブ州で採れたのに対し、「ミノヴァ」は南キブ州で収穫されたコーヒーらしい。
わかりやすくいうと両者の位置関係はキブ湖を挟んだ対岸同士であり、これが味にどう影響するのかちょっと心配だったものの、ほかにないのでとりあえずお試し。
豆の大きさや形はペイザンヌとほぼ共通ながらも、生豆の香りに関してはいたって普通のコーヒーでペイザンヌのような芳醇な香りがしない……。これはやっちまったかと焦る。
いつものようにフルシティまで焙煎。
焙煎したあとのコーヒー豆の香りは、ペイザンヌほどではないものの、“あのコンゴ”の香り。なんだ、やっぱりコンゴじゃん、と少し安心する。
翌日カフェラテにすると、コクと甘みたっぷりなコンゴそのものだった。やっぱり美味しい。ただ、ペイザンヌに比べると、洗練さというかクリアさというか、なにかのパラメータがちょっとだけ落ちる気がする。
とはいえ、入手性を考えると、ミノヴァでも十分かな。ペイザンヌがないときはこっちを買うことにしよう〜。