富士5合目行きのバス待ちで、たまたま入った喫茶店。
「珈琲茶論(コーヒーサロン)」という、昭和感全開の佇まいのお店(笑)。こういうお店、今となっては貴重だよね。
富士山駅の真ん前という絶好のロケーションのためか、朝から大繁盛。
地元のお客さんはもちろん、ぼくらと同じく富士周辺の観光を楽しむ外国人観光客でいっぱい。外国人には、この昭和テイストがどう映っているんだろう?
店内の雰囲気はこんな感じ。インテリアも昭和そのもので、一周まわって新しい。
壁際に並ぶ小物たちは、おそらくオーナーの旅行先で入手したものなのかな? これも良い味出してる。
窓から入る日射しがまたいいね(夏は暑いけれど)。
さて、メニューを見ると、これまた昔懐かしい感じ。
このラインナップ……!
ぼくはアイスコーヒー、奥様はホットのブラジル(冷たいものを飲みすぎたということでホットに)、子どもはメロンソーダ。
アイスコーヒーは14時間かけて抽出した“水だし”。豆の産地はわからなかったけれど、とってもマイルドで飲みやすい。
メロンソーダはマスターがシロップと炭酸水でていねいにつくってくれてた。緑の泡が見た目にも爽やか。
いちばん時間がかかったブラジルのホットは、おそらくペーパーのハンドドリップ。豆はたぶんサントスNo.2で、ザ・ブラジルって味。
すべてにおいて「ああー、昔の喫茶店はこうだったよね」と、記憶を掘り起こしてくれるお店でした。
写真は撮っていないけれど、店に入ってすぐ、旧式の焙煎機(富士ローヤル?)が鎮座していて、ココが自家焙煎店であることをアピール。時間あったら焙煎機のこと聞きたかったなー。