なんとなーく「海の向こうコーヒー」のwebを眺めていると、「ドイパンコン」というタイのナチュラルな豆の情報が!
おお!?
ナチュラル特有のフレーバーが好きなので、当然、食いつくわけで(笑)。気づいたらカートに追加していた(ついでにブラックハニーも)。
タイといえば、ぼくのなかではドイチャン・ウサミ農園が至高だっただけに、タイのナチュラルがどんな味なのか気になる。ちなみにドイチャンはウォッシュドね。
さて、この「ドイパンコン ナチュラル」。生豆の香りは発酵系のツンとした匂い。エチオピアのナチュラルにも似た、あんな感じ。この時点で期待が高まる。
いつものように2ハゼピークあたりまで引っ張ってみたけれど、オススメ焙煎度がシティまで、ということなので、もしかするとちょっと焼きすぎたかもしれない。
焙煎後の香りは、甘くて、ベリー系のチョコのよう。この香り好きだなぁ。
例によって翌日、ラテに。
まず豆を挽いたときの香りからして好み。甘いベリー系チョコのようなフレーバーが際立っていて、ぼくが一軍の豆としてよく使っている「グアテマラ オリエンテ ナチュラル」に似た感じ。
ラテの味はというと、フルシティまで焼いたにもかかわらず苦味は控えめで、甘みと香りが素晴らしい。
タイの豆らしく(?)良くも悪くもコクは控えめで、あっさりテイスト。
で、先も書いたけれど、あらためて思ったのは「グアテマラ オリエンテ」同様“アポロチョコ感”を感じられる豆ってことかな。
オリエンテよりもやや控えめながらも、甘酸っぱいフレーバーとダークチョコ的なニュアンスが、すごく心地良くて、好み。
フルシティまで焼かずに、もうちょっと手前で止めていたら、もっとフレーバーが残ったかも。
夏なのでアイスコーヒーでも飲んでみた。
ナチュラルらしい、爽やかなベリー系のフレーバーがラテよりも感じられて、これはこれで美味しい。
かなりあっさりめのライトな飲み口なので、アイスよりもホットのほうが向いていそうだけれど、飲みやすいコーヒーが好きな人はハマりそう。
いやー、タイのナチュラル侮りがたし。ブラックハニーも楽しみだな。