先日ふと観たニュース番組で「茶香炉」というものを知り、俄然興味が湧いてすぐに購入(笑)。
茶香炉というのは、茶葉などを下から炎で炙って香りを楽しむという粋なアイテム。茶葉のほかにもコーヒーやスパイス等でも楽しめるとかで、おもしろそうじゃないか、と。
100均にもあるらしいけれど、茶葉を乗せるフタの部分が分離できるタイプがいいなと思ったので、Amazonでいろいろ見てネコタイプのものを買ってみた。
さて、実際に炙るモノをいろいろと試しているけれど、今のところこんな印象。
紅茶:かなり香っていい感じ
コーヒー(極細引き):あまり香らず
コーヒー(中挽き):あまり香らず
コーヒー(出がらし中挽き):あまり香らず
クローブ:まあまあ香る
と、コーヒーは意外とそんなに香ってくれないという結果に(泣)。
もちろんコーヒーだからそれなりに香りはすれども、炙ったことによって発せられているわけではなさそうな雰囲気。
グラインダー内の古い粉を押し出したときのコーヒーを利用したいと思っていただけに、これはちょっと残念。
いっぽうで、紅茶はかなり良くて、部屋中が紅茶の香りで満たされる。紅茶も種類によって香り方がかなり違うからおもしろい。
緑茶の茶葉が家にないので試せていないんだけど、そのうち買って試してみようかなと。
あとスパイスのクローブをテストしてみたところ、これが意外と香ってくれた。甘ーい香りが心地良い。
さて、この茶香炉。実際に使ってみて感じたのが、香るとはいえ、その香りは長くは続かないということ。そうだなぁ、感覚的にはせいぜい30分? そのくらい。容量からして仕方ないのかもしれないけど、もうちょっと持つと嬉しいなぁ。
いっぽうでロウソクの火は意外と長持ちするので(2、3時間は持つ)、ちょっとバランスが悪いかなーという印象。
とはいえ、部屋の香りを変えたいとき、例えば“お香だとちょっとキツいなぁ”というときに大活躍するし、気分によっていろいろと違った香りが楽しめるので良いアイテムだと思います。何気に毎日使ってるしね(笑)。