nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

“質”で勝負するソウルの人気店 CHAMP COFFEE / 韓国・梨泰院

韓国滞在中の自由時間にソウルタワーを観光し、その足で(要は徒歩)梨泰院へ。しかーし、ソウルタワーから下界に降りた時点で、そこそこ疲労してしまったご一行。いやね、坂が激しすぎて、たまたま“移転後のタンバム”付近まで下りたはいいけれど、そこから梨泰院までが大変すぎた。

 

とにかく坂が激しいのなんの。しかも道が狭いし入り組んでるしで、GoogleMapsとにらめっこしながら歩いたけれど、途中で諦めてタクシー拾ったくらい(距離的に歩こうとしたのが無謀だった)。

 

で、今回の目的地はというと、梨泰院にあるコーヒーショップ「CHAMP COFFEE」

 

“映え”とかでなく、そのこだわりと美味しさで近年、存在感を放っているコーヒーロースター兼コーヒーショップ。

 

ソウルに5店舗あるのかな?(自信がない) そのなかで、ぼくらが訪れたのは「2nf Workroom」という2号店にあたるお店。

 

梨泰院のメインストリートからちょっと入ったところの雑居ビルの1Fにある。地図だと、ココね。

 

 

お店は小さく、場所もちょっとわかりにくいところにあるものの、お客さんは多くて繁盛している印象。

 

お店の前にはちょっとしたベンチがあって、喫煙もできるっぽい。

 

店内はこんな感じ。小さなカウンターと客席が10席くらい? わりとタイト。

 

 

マシンの詳細はよくわからなかったけれど、Mazzerのグラインダーをつかっているところからして流行に流されない店なんだな、と(笑)。

 

だって最近の新しいお店って、WorldBaristaChampionshipの影響かMAHLKONIG使いがちなんだもの。ただの偏見だけれど。

 

さて、メニューはこんな感じ。シンプルで潔いね。

 

 

コーヒーとかカフェラテは左から豆を選択できるんだけれど、基本ブレンドというのが好感持てるね。シングルオリジンを複数用意しました、じゃなくて「このお店の味で勝負」ってことだからね。まぁ、Cはコロンビアのシングルオリジンだけども。

 

で、普段、フルシティローストあたりの豆ばかり飲んでいるぼくは当然、Aの「ALI BLENDING」をセレクト。奥様と子どもはアイスラテとレモネード。

 

 

カフェラテはカップというよりもマグでの提供なのね。珍しい。

 

さて、カフェラテの味はというと、最もビターな豆のはずなんだけれど、意外とライト。むしろ酸味すら感じるくらい。

 

「あれ?」と、ある意味、拍子抜けしたものの、カフェラテとしての完成度は高くて、ミルクの甘さと酸味がほどよくマッチしていて美味しい。ミルクキャラメルっぽい感じ。

 

奥様のアイスラテも「普通に美味しい」と好評。いっぽう、子どもが注文したレモネードは本格的すぎたのか、レモンの酸味が強すぎて子どもは苦手だった模様。レモン好きなはずなんだけどなぁ。

 

 

豆やらドリップパック、各種グッズも販売。

 

せっかくなので豆「ALI」を購入。家で淹れるの楽しみだ〜。

 

「ALI BLENDING」を家で試してみた

というわけで、購入した「ALI BLENDING」を開封すると、こんな感じ。

 

 

ローストはシティくらい?

 

豆のプロファイルはというと

・Guatemara Antigua Micro Lot

・Kenya AA

・Indonesia Java Miracle

・India Mysole Nuggets

・India Kaapi Royale

のというこだわりの5種ブレンド。しかもアフターミックスっぽい。

 

3種、4種まではさておき、5種のブレンドをつねに安定して提供するのは困難なはずなのに、それをあえてやる心意気がいいじゃない。この店らしい。

 

ちなみにこのブレンド、オフィシャルサイトを見る限り、時期によって微妙にブレンド内容が異なる模様(そしゃそうだ)。じゃなかったらマイクロロットなんて使えないからね。

 

さて、カフェラテで試飲。

 

 

とりあえずメッシュが合わねぇ……(泣)。

 

普段使っている豆よりはだいぶ硬いようで、かなり細挽きにしないとメッシュが合わず、なかなか満足に落とせなかったけれど、3回目(つまり3日目)くらいでなんとか。

 

豆の量がお店よりも多いのか(20gくらい)、お店で飲んだときよりもコクがあるように感じる。とはいえ、苦味が強調されているわけではなくて、あくまでボディが豊かになった印象。

 

お店で感じた、あの酸味も健在で、基本的には「あー、あの味だ」という感想。グアテマラベースなので、だいたい想像つくと思うけれど、わりと万人向けのクセのない味。奥様の反応も悪くない(笑)。

 

あ、そうそう、このお店、豆の鮮度も申し分なくて、購入日の3日前が焙煎日だった(シールが貼ってある)。韓国で美味しいコーヒーはもちろん、鮮度が良いコーヒー豆を買いたい場合はぜひ。

 

cornerb.cafe24.com

 

はじめて訪れた梨泰院の話

 

梨泰院ってはじめて行ったんだけれど、冒頭でも触れたように、とにかく坂が多くて道が狭くて、移動するのが大変。

 

街は国際色豊かで、日本でいう六本木のような場所……と思っていたけれど、街にいる人たちはそうかもしれないけど、街自体は坂が激しい裏原みたいな印象。

 


そして若者に人気の街みたいだけど、正直なところ、どのへんが魅力なのかがよくわからず。うーん。

 

だけれど、メインの通り沿いにあったタコス屋はかなり美味しかった。タトゥーばりばりのお姉さんが接客してくれたりして。この街、そういう自由なところがいいのかな。

 

 

で、せっかくだからと『梨泰院クラス』の例の店へ。もう、歩いてすぐ。

 

ちょっと前までは全然関係ないお店だったはずなんだけれど、このときはすっかり番組にあやかる感じの店に変身していた(笑)。

 

 

入っていないけれど、ドラマ観た人なら行ってみたくなるよね〜。

 

そして、そこからちょっと歩いた先にある、これまたドラマでおなじみの例の場所へ。

 

 

こうしてみると、ソウルタワー遠いわ(笑)。

 

ここまで歩いてこようなんて……勉強不足でした。

 

梨泰院、堪能したから、もういいかな(笑)。