nine.ten coffee weblog

おうちカフェ「nine.ten coffee」のブログです。今のところ単なる趣味です。

Standart Japan #33到着

暑い暑い夏が、ようやく終わる。やったー、という感じ。夏自体は嫌いじゃなかったはずなんだけど、ここ最近の夏は暑すぎてダメだ。

 

そんな8月下旬、忘れていたころに「Standart Japan #33」が届いてた。

 

エスプレッソマシンを普段からイジり倒しているぼくとしては(笑)、今号はいつもよりも楽しめた気がする。

 

まずは「ヴィンテージの美学」というヴィンテージエスプレッソマシンのギャラリーページ。

 

コレクターであるヘンク・ランケンパー氏のコレクション(これでも一部というからすごい)を写真でつづった特集なんだけど、当然ながら、見たことのないモデルだらけで新鮮。機能的には最新モデルに劣ってしまうのは仕方ないとしても、デザイン性が素晴らしくて、どれもカッコイイ。所有欲を満たしてくれるというかね。

 

にしても、こんな良い状態で現存するものなんだね〜。

 

欲を言えば、各機種についてもう少し詳しい特徴だとか時代背景だとか、多少なりのウンチクがあると、もっと深く楽しめたかも……と思うと、ちょっと惜しい。

 

ちなみに、ぼくが使っているRocket GiottoもECM時代の古き良きGiottoのデザインを継承したモデルなので、ある意味、多少はヴィンテージと言えるのかも……!? なんてね考えると、やっぱり大事に使い続けるのは悪くないな、と思ったのでした。

 

もうひとつ、個人的に刺さったのが「自宅から生まれる教訓」という、革新的なアイディアやソリューションは、プロのバリスタではなく、熱心なホームバリスタから生まれていることを説いた特集。

 

仕事としてやっているか、好きでやっているかの違いなんだけど、その熱量の差はやっぱり大きくて、「まあ、そうだよねー」と思いながら楽しんだ。

 

……のだけれど、これも欲を言えば、文中に出てくるテクニックなり考え方なりを、もっと詳しく紹介してくれたら、より理解が深まったのになーと思う。

 

 

そして今号のサンプル豆、空けてみたら、思ったよりも浅くなかったので飲んでみることに(だいたい浅すぎるので、飲まないことが多いのです)。

 

今号はイギリスの「QIMA COFFEE」によるコロンビアのアナエロビック。

 

開封すると、ド直球なアナロエビックフレーバー! 最近ここまで強烈なアナエロに出会っていなかったので、ある意味、潔さすら感じてしまう。

 

アナエロといえばベリーライクなフレーバーなんだけど、奥様によると“化粧品のにおい”とのこと。まぁ、わかる。

 

あまりに強烈なのでブラジルに1割くらいブレンドしてアイスコーヒーを淹れてみたら、なんとアナエロが勝ってしまった(笑)。そのくらい強い。

 

まあ、こういう個性的な豆がウケるのもわかるんだけどねー、これなら普通の精製のコロンビアのほうが、我が家てきにはうれしかったかもしれない(ごめんなさい)。

 

コーヒーは嗜好品だけに、どうしても好みが勝ってしまうので、難しいね。

 

www.standartmag.jp