昨年末にミニ樽を入手してバレルエイジドコーヒープロジェクトをスタートさせたものの、樽のなかに入れたカルヴァトスの消費に手こずること約4ヶ月、今になってやっと仕込むことができた。
ええ、ようやく。
ぼくは普段、酒を飲まないので、まぁ、減らない減らない(笑)。ただ、そんな素人のぼくでも感じられたのが、カルヴァトスの味の変化。最初はとげとげしさを感じたカルヴァトスが、次第に丸くなって、とても飲みやすくなったのが印象的。こんなに変わるんだねってくらい変わる。
同時に樽の香りもついていくのだけど、最初に入れたお酒ということもあって、香りはちょっと強め。これが好きな人、苦手な人、両方いそう。まぁ、最初のお酒はそういうものらしく、2度目3度目と回数を重ねていくと樽の香りも落ち着いてくるのだそう。だからお酒が好きな人にとってこのミニ樽は、とても楽しいアイテムかもね。
さて、話をコーヒーに戻そう。
ようやく樽のなかのカルヴァトスを消費したので、ブラジルショコラ500gを用意。樽に入れる前の重さと入れたあとの重さの違いも興味ある。
で、この樽はもう飲酒用には使わないことにして、思い切って生豆をそのまま投入。猿田彦は樽の内部にシートを張るなど対策していたので、ちょっと悩んだけれど、良いアイデアが浮かばず……。まぁ、いいか。
ちなみにミニ樽の上部の穴の大きさは、直径約1cmくらい。ブラジルはスクリーンサイズがそれほど大きくないものの、それなりに入れにくい……。最初は漏斗を使っていたけれど途中で詰まってしまうので、最終的には手で入れた(ひと粒ずつじゃないよ)。豆のサイズが大きいアフリカや中米あたりの豆だと、もうちょっと大変かもしれない。
そんなこんなで10分くらいかけて500gを投入完了。あとは寝かせるだけ。どのくらい寝かせようかな〜。
で、今の時点で心配なことは、豆が水分を吸うことで結果的に樽の水分が減り、たがが外れてしまわないか、ということ。なんでも、つねに水分を含ませて木を膨張させることでバラけてしまうのを防いでいるようなので、バラバラにならないように祈るばかり。
というわけで待て、続報。