以前ポストしたように、好みの豆を探す旅としてグアテマラの豆をあれこれ試し中なんだけれど、正直なところ、そこまで感動的な豆には出会えていない……(泣)。
まぁ、あるあるだよねー。
第一弾の「グアテマラ SHB フライハーネス ブルボン 苗木プロジェクト」に続き、以下の豆も試してみた。
・グアテマラ ウエウエテナンゴ ランチョカルメラ農園 SHB
・グアテマラ アンティグア ドラド SHB イエローブルボン
……なんだけれど、「まぁ美味しいけれど、特筆すべきものがあるわけでもないかな」というところで、原稿を書くモチベーションが上がらず、ズルズルときてしまった格好。
なので、備忘録も兼ねて、まとめて書いておこうかと。
・グアテマラ ウエウエテナンゴ ランチョカルメラ農園 SHB
ウエウエテナンゴはグアテマラの県のひとつで、グアテマラシティのずっと北西、メキシコに隣接した場所。
上のマップでいうと、左上の黄色い花の位置がそれ。
で、コーヒーの風味はというと、これまた上品で、フライハーネスとは全然別物。
2ハゼ超えても苦味よりもブラウンシュガーのような甘さが際立っていて、かつフライハーネスよりもライトボディ。すっきり飲みやすい。
ダークチョコレート風味と言われることもあるけれど、それについてはフライハーネスのほうが上かな。個人的には期待したほどじゃなかった。
間違いなく美味しいけれど、予想の範疇という感じ。
・グアテマラ アンティグア ドラド SHB イエローブルボン
続いて、アンティグアのイエローブルボン。
アンティグアはグアテマラシティのすぐ南西で、けっこう近い場所にある産地。地図でいうと、青い花の位置ね。
先にも書いたけれど、この豆はイエローブルボン。
そもそもブルボンは風味豊かといわれ、そのうえ病気に弱くて生産にコストがかかるため収穫量が少なく、だからこそ市場では珍重されているんだけれど、個人的には世間で言われているほどブルボンが美味しいとは思わないので(個人の感想です)、最初からそこまで期待していなかった(笑)。
なんかね、苦味が先行しやすい気がするんですよ、ブルボンて。
で、実際に飲んだ感想はというと、クリアで飲みやすいんだけれど、逆にいえばコクというか味の厚みがやや物足りない印象。
予想どおり、甘さよりも苦味が立った味というか。
インドネシアほど重くはないものの、ビターめでコーヒーらしいコーヒーが好きな人には良さそう、という。まぁ、予想どおり、ぼくの好みとはちょっと違った。
というわけで、好みの豆を探す旅はまだまだ続きます。
うーん、好みの豆は、案外グアテマラじゃないのかなぁ……と思い始めてきた。
※記事中に挿入されたイメージカットはすべて生成AIにつくらせたものです。よく見ると不自然だったり。