今回は先週焼いたバレルエイジドコーヒー第2弾の感想を。
ひとことで言うと失敗でした(トホホ)。
お酒(今回はコニャック)のフレーバーが弱すぎて、前回のような感動がない。
ただ、全くないわけではなく、探すとアフターテイストでほんのり感じる程度。前回のようにひと口目から「おおッ!」なんて驚きはなく、「ああ、弱ーいけど、一応バレルエイジド的な味はしなくもないな」という感じ。
ちなみに、これはカフェラテでもドリップでも同じ結果だった。
では、なぜ失敗したか?
バレルエイジド過程のプロファイルを比べてみると、こんな感じ。
1回目
・カルヴァトス樽熟成期間4ヶ月
・生豆投入後3ヶ月熟成
2回目
・コニャック樽熟成期間2週間
・生豆投入後2ヶ月熟成
という違い。
見てわかるように、お酒を樽に入れてからの熟成期間が今回はだいぶ短いので、おそらくはこれが原因。そうか、2週間じゃ短すぎるか。
まぁ、たしかに樽が乾いてタガが外れる時期が早かったので、お酒を入れて2週間だと、樽の吸収量が少なかったのかもしれない。
ちなみにお酒を入れる前、樽に水を入れて漏れのチェックをするのだけど、この水漏れチェックの段階でお酒を入れると、よりお酒が樽に染みこむと思うので時短が可能になるのかな。第3弾のときは実験してみよう。
……というわけで、第2弾は残念ながら失敗に終わったものの、味はほとんど普通のブラジルなので、これはこれでいただきます。
しかし、効率が良いベストな熟成期間を探るのはなかなか大変だなー。
というわけで近々、気を取り直して第3弾を仕込もうと思います。